2024年 4月 19日 (金)

SKE松村香織の「落札後キャンセル」提案で大騒動 ファンの熱意が50億円「いたずら入札」に発展

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あからさまないたずら入札も「現状では対応しない」

   ヤフオク!で「マツムラブ!」を検索すると、10月21日19時現在、3商品が出品されている。最も高値がついている商品は何と約57億円で、他のユーザーの入札額を上回る金額で自動的に入札できる「自動入札」でどんどん値段が上がっているため、21日22時33分の入札終了までにさらに上がっていくとみられる。

   しかし57億円というのはどう見ても「いたずら入札」で、限定CDの出品よりも問題となる行為だ。落札後のキャンセルはタブーとされていて、そうしたユーザーは自動的に「非常に悪い」の評価を付けられ、その後の取引の制限やID利用停止に追い込まれることもある。

   08年11月には、購入意思がないにもかかわらず、ヤフオク!に出品された商品をいくつも落札して結局支払わなかったユーザーが、偽計業務妨害の疑いで逮捕されている。

   松村さんのGoogle+のコメント欄には「入札してキャンセルするのも悪でしょ!」「イタズラで落札はれっきとした犯罪 それをけしかけるのもまた同罪だよ」など、松村さんやいたずら入札者をいさめる意見も書き込まれている。

   この出品はどうなるのか、ありえない額の入札をしたユーザーには何らかの措置を取られるのだろうか。

   ヤフオク!運営元のヤフーに問い合わせたところ、確かにこの入札は明らかに悪意があるが、今のところ出品者がユーザーからの質問に回答したり、悪質な入札を削除したりと自身で対処しているため、運営側から特に対応はしない予定という。出品者はいたずら入札された場合運営に申告することもでき、これが認められた場合、出品にかかった費用の返金など、出品者への救済措置が取られる。落札者に対しては、「利用規約に従って、適当と判断される措置」が講じられる。

   「限定CD」の出品は珍しくなく、ヤフオク!の禁止出品物にも含まれないため、運営側で出品を削除することはしないとのことだ。

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