2024年 3月 29日 (金)

みのもんたが都知事選に出馬? ラジオ番組で、「誰かの名前忘れてない?」

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   タレントのみのもんたさん(69)が2014年2月9日に行われる東京都知事選に出馬するらしい、といったまことしやかな噂が流れている。みのさん本人も小池百合子衆議院議員、舛添要一元厚生労働大臣、橋本聖子参議院議員といった出馬候補者を鼻で笑い「誰かの名前忘れてない?」などと怪気炎をあげているという。

   ネットではみのさんについて、テレビ業界からも完全引退してほしいのに都知事になるなんてなおさら許せない、という反発が多いのだが、東京都はかつて青島幸男知事を誕生させ、今年の参議院選では俳優の山本太郎氏を議員にしたタレント好きが多いから当選するに違いないといった声も挙がっている。

「5000万円なんかいつでも見ているような奴でなければ」

   みのさんは2013年12月21日の文化放送のラジオ番組「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」で猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選の候補者についてこんなことを語りだした。新都知事は5000万円がカバンに入るか入らないかでオタオタするような人間ではダメで、5000万円なんかいつでも見ているような奴でなければならない、とし、番組パートナーの南波糸江アナウンサーに誰が都知事に相応しいと思うかと聞いた。

   南波アナは小池氏、舛添氏、橋本氏などが候補者の名前として挙がっていると答えると、みのさんは「3人だけ?誰かの名前忘れてない?」と返した。南波アナが東国原英夫氏の名前を出したところでみのさんは、「石松の三十石船」という有名な浪花節がある、と説明し、森の石松は自分の名前が出るまで頑張った、として、

「寿司くいねぇ!って言いたいところだねェ。誰か忘れちゃいませんか、ってんだよう!」

と絶叫アピールをした。南波アナは驚き、

「まさか、私の、目の前にいる?」

といった会話が交わされた。

   この番組でみのさんは出馬したいとの意向をはっきりとは示さなかったが、「週刊朝日」の2014年1月3日・10日合併号にインタビューが掲載されていて、次男の窃盗容疑での逮捕が引き金となり次々にレギュラー番組を降板させられているため「芸能界を引退するのか?」と聞かれると、テレビ番組から新たなオファーが来ているとし「復活」を宣言した。フジテレビ系の「プロ野球 珍プレー好プレー大賞」でナレーションを担当するのだという。そして、14年の抱負として、

「話が来たら都知事選に立候補しますよ。僕は徳洲会から5000万円もらったりしませんよ(笑)」

と語ったという。ただし、どこからもオファーがないと思うので、14年はゆっくり飲み歩きたいと説明しているが、つまり出馬要請があれば出るという事実上の出馬宣言ともとれるのだ。

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