2019年 12月 11日 (水)

ACミラン入団会見で見せた本田の英語力 「堂々たる受け答え」に英語のプロも絶賛

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   サッカー日本代表の本田圭佑選手が、イタリア1部リーグ(セリエA)の名門チーム、ACミランの入団会見に臨み、約30分間すべて英語で通した。通訳を付けず、記者からの質問にも堂々と英語で答えた。

   ネイティブ並みの流れるような話し言葉ではないが、基礎レベルの単語を巧みに組み合わせたフレーズはむしろ理解しやすい。英語の専門家も「十分なレベル」と太鼓判を押した。

文法ミスがあっても臆せず話す人は高く評価される

「I wanted to come here. At first I want to become champion here.」(ここに来たかった。まずは優勝したい)
「I feel you expect (me) a lot. I will do my best.(皆さんの期待が大きいと感じている。ベストを尽くすつもりだ)」

   記者からの質問に、本田選手は一つひとつ返していく。問われた内容を確実に把握したうえでの答えだ。「侍の精神とは何か」との風変りな質問には、やや苦笑気味に「I (have) never meet(met) Samurai.(侍を見たことがありません)」と口にして笑いを誘った後、「ただ日本の男性はネバーギブアップの精神で規律正しい。私もその精神を持っていると思う。それをピッチで証明したい」と続けた。本田選手なりの考えを込めた回答だった。

   本田選手が話す英語には特徴がある。ワンフレーズをダラダラ長くしゃべるのではなく、短めの文をいくつもつないでいく手法だ。各文の意味が明確で、全体を通して何を伝えたいかが分かりやすい。小難しい表現はなく、使われている英単語は中学、高校レベル。それでも30分間よどみなく、時にはウィットを聞かせた見事な英語会見となった。

   「英語のプロ」が絶賛したのは、堂々たる態度だ。国際会議での通訳業務で豊富な経験を持つ女性に聞くと、「あれほどしっかりした受け答えができれば、どんな場面でも英語で対処できます。通じない相手は誰もいません」と断言した。たとえ流暢でも、おどおどしていては軽く扱われてしまう。多少文法が間違おうがなまりがあろうが、臆せずに話す人の方が高く評価されるそうだ。

   私立大学で英語を教える教員も、意見は同じ。「サッカー選手としては十分なレベルの語学力。場慣れしている印象で、どっしりと構えた話し方だと思います」と評した。

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