2021年 6月 24日 (木)

五輪「メダル噛み」禁止令に歓迎の声 「銀」渡部選手「乗り気じゃなかったから、理由できて良かった」

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   複合の個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗選手(25)が自身のツイッターで、カメラマンからメダルを噛んでほしいと要求されたが噛まなかった、そういったポーズは好まないため拒否できて「良かったというのが本音」などとつぶやいた。

   オリンピックでメダルに輝いた選手がそのメダルを噛んでポーズを取る、それが慣例と思っている人もいるのだが、2006年のトリノ五輪で金メダリストとなったフィギュアスケートの荒川静香さんも噛むのを拒否した。ネット上ではメダルを噛むべきか否かの議論が起きている。

噛む行為は「絵になる」とメディアは考えている

   銀メダルに輝いた渡部選手は、14年2月14日の記者会見でカメラマンからメダルを噛んでほしいと促されると、「『メダルかんじゃだめ』と言われました」と語り拒否した。スキー・ノルディック複合の成田収平監督から禁止令が出されている、というのが理由らしいのだが、その翌日に自身のツイッターで、

「メダル噛んで写真撮るのにはあまり乗り気じゃなかったから、避ける理由ができて良かったというのが本音」

などと心境を明かした。90年代からメダルを噛んでポーズを取る行為が世界的に広がり、日本でもお約束のように思っている人もいるのだが、荒川さんのように「歯形が付くし、噛む理由がわからない」などと拒否する選手もいる。ロンドンオリンピックの女子卓球団体銀メダルの福原愛選手も噛まなかった。スポーツではないが、ノーベル医学・生理学賞に輝いた山中伸弥京都大教授も受け取ったメダルを噛んでほしいと頼まれ「そういうことはできません。貴重なものなので」と断ったが、この時は噛んでほしいと要求した記者に対し「不謹慎だ」といった激しい批判が起こった。どうやらメダルを噛むという行為はメディア側からの要求で行われ、そうした写真や映像は「絵になる」し、視聴者や読者受けがいいとメディアは考えているようなのだ。

   では、選手がメダルを噛むようになったのは何がきっかけだったのだろうか。ネットでよく「起源」だと例に出されているのが1988年のソウルオリンピックの男子水泳200メートル自由形で優勝したオーストラリアのダンカン・アームストロング選手の写真で、読売新聞が「勝利ガリガリ」という見出しで報じたものだ。

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