デビュー25周年を迎えた人気ロックバンド「B'z」のボーカル・稲葉浩志さん(49)の記念プロジェクトが始まり、公式サイトで新曲のミュージックビデオや、ソロライブの実施が発表された。数年ぶりのソロライブ開催にファンは大盛り上がりになったが、会場が収容人数の多くないライブハウスだとわかると「キャパ小さすぎ」といった不満の声が出ている。「いくら公演回数が多くとも厳しいよね?!」稲葉浩志公式サイト「en-zine」2014年2月26日、稲葉さんのソロプロジェクトの詳細を掲載した公式サイト「en-zine」が開設された。表現の「演」や人と人をつなぐ「縁」などさまざまな意味がある「en」と、アメリカ西海岸で流行った手作りの冊子「zine」を掛け合わせたネーミングだという。サイトには制作中のアルバムからの先行配信曲「念書」のミュージックビデオが掲載され、「稲葉さんの『念書』良すぎるー」「なんとも稲葉さんらしい曲だね」「なんだこのゾクゾクするかっこよさは」とツイッターに感想が出るなど評判だ。しかし、開催決定が告知されたソロライブ「KoshiInabaLIVE2014~en-ball~」会場の収容人数をめぐりファンの間では、「キャパせっま!いくら10日間でも無理だろーこれー おまけに東京」「ここは狭いからチケットは落選祭りだよ。関東在住は平日行けるからいいけど、私みたいな地方のファンは土曜日しか行けないから厳しいなー」「少なっ!!!当たる気がしない…いくら公演回数が多くとも厳しいよね?!」などと騒ぎになった。会場は26日現在、発表されている限りは東京・港区のライブハウス「品川ステラボール」だけだ。開催日程は6月5日からの計10日間となっているが、収容人数はスタンディングの場合で1884人、それを単純に足しても10日間で約1万9000人に限られる。約2700人が入るZepp東京や、約2200人の中野サンプラザよりも規模が小さく、出演者と客席の距離が近いというメリットがある一方で、購入希望者が殺到してライブに参加できない可能性もある。前回は日本武道館で3日間公演B'zデビュー25周年を迎えた後のソロライブとなった今回は、あえてファンとの距離が近い小規模なライブを志向したと見られている。4年前に実施した前回のソロライブツアー「KoshiInabaLIVE2010~enII~」では全国12会場をまわり、約1万4000人入ると言われる日本武道館で3日間の公演があった。会場規模の大きかった前回のソロライブのときと比較して、「武道館でも1公演しかチケ取れなかったのにもぉ絶対無理やー」と不安げにツイートする人がいるほか、チケット販売開始前から早くも「さすがに追加あるよねコレ?」「ソロライブ追加公演マダァ?」などとツイッターに書き込まれている。
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