2024年 4月 28日 (日)

「ジャンボ」は今の時代魅力のない飛行機なのか 日本勢と対照的に、ルフトハンザは「新型747」アピール

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「747-8」は運航コストも離陸時の騒音も30%減少

ANAは2014年3月31日、747-400型機のラストフライトを終えた
ANAは2014年3月31日、747-400型機のラストフライトを終えた

   両社と対照的な方針を打ち出すのがドイツのルフトハンザ航空だ。747-400の後継機にあたる「747-8」を12年6月にフランクフルト-ワシントン線に就航させ、現時点ではデリー、バンガロール、ロサンゼルス、香港、メキシコシティ、シカゴ、ソウル、サンパウロの計9都市を結んでいる。すでに香港やソウルといった東アジアの都市に乗り入れており、今後日本に乗り入れる可能性もありそうだ。

   747-8は747-400よりも「多く積める」ことが特徴で、長距離便の場合で約420席を備える。ルフトハンザでは、747-8を導入した理由を、

「エアバスA340-600型機(約310席)やボーイング747-400型機(約360席)と、(この2機種と比べて)さらに200席多いエアバスA380型機とのギャップを埋める機種が必要だった」

と説明している。「超大型機」として知られるA380型機に次いで大きい機材としての位置づけを期待しているようだ。ルフトハンザの説明によると、747-8は747-400と比べて運航コストが30%、二酸化炭素の排出量が16%、離陸時の騒音も30%減少しているという。

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