2021年 4月 17日 (土)

地球温暖化の一因は牛の「げっぷ」 「畜牛大国」インド、中国が大量排出

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メタン削減の成分取り入れた飼料の開発進む

   国際連合食糧農業機関(FAO)が公表している、2012年の国・地域別畜牛頭数のデータを見ると、最も多いのはインドで2億1800万頭だ。2位がブラジル、3位に中国と続く。「億単位」に達するのはこの3か国だけで、うち2か国がアジアだ。インドは、人口の8割以上が牛を神聖な動物として大切に扱うヒンズー教徒というのも、何か関係があるのかもしれない。なお日本は417万2000頭だった。

   「たかが牛のげっぷ」と侮ると大変だ。ドイツ中部の町で2014年1月、乳牛90頭を飼育していた小屋に牛のげっぷなどから排出されたメタンがたまり、静電気が引火して爆発する騒ぎが起きたと報じられた。これほどのパワーを持つガスが、地球規模で毎日大量に排出されているのだから、環境への負荷が小さくないのは容易に想像できる。

   国内をはじめ世界各地では、牛のげっぷを減らす研究が進められている。例えば牛に与える飼料を新しく開発して、メタンを削減する成分を取り入れている。また米国は3月28日、メタンそのものの削減策の強化に乗り出した。今秋には新たな規制が設けられる可能性がある。一方で、牛のげっぷを有効活用しようと、装置を使ってメタンを貯めた後に燃料化する実験も行われているようだが、実用化には至っていない。

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