AKB48の川栄李奈さん(19)と入山杏奈さん(18)らが握手会で負傷した事故について、元女優・歌手の三原じゅん子参院議員(49)がブログで取り上げた。アイドル時代、コンサート中にファンがステージに飛んできて、いまも続く「トラウマ」を抱えてしまったという。当時を思い出しながら、川栄さんや入山さんらへの精神面でのサポートを求めている。「政治家も無防備」川栄さんと入山さんは2014年5月25日、岩手・滝沢市の握手会会場で、無職の男(24)にノコギリで切りつけられた。会場に刃物が持ち込まれたことについて、三原議員は25日夜にブログで、「手荷物検査も無かったのですね、、、」とコメントし、アイドル時代に自分を襲った出来事を振り返った。「私も昔、コンサート中に客席からステージに飛んできたファンの方に驚いたことがありました。恐くて恐くて、、、その後、トラウマになりました」という。そのトラウマは「今でも、、、、」続いていて、「しかし、政治家も無防備ですよね。どんな職業にしても気を付けねばですね」と、襲われる恐怖はアイドルだけではないと指摘する。三原議員はツイッターでも、「AKBの若い子はトラウマになるでしょう。周りが守ってあげねければ、、、!」(原文ママ)と、周囲による精神的なサポートの必要性を説いている。「PTSDが心配ですね。嫌な事件です」三原議員のブログには、「じゅん子さんもアイドルだったからわかるけどアイドルタレントさんは商品では無い生身の人間です」「運営側は未来のある若者を預かる大人の責任として、被害者や他のメンバーが受けた心の傷のケアをしっかりやってほしい」「襲われた人は体だけでなく。心にも大きな傷を負いますね」「PTSD(編注:心的外傷後ストレス障害)が心配ですね。嫌な事件です」などのコメントが寄せられている。アイドルやスターがファンに襲われる事件は、以前にも何度かあった。1957年には歌手の美空ひばりさん(当時19)がファンの女から顔に塩酸をかけられ入院。66年には双子音楽デュオ「こまどり姉妹」の並木葉子さん(当時28)がファンの男に刺された。いずれもその後回復し、仕事復帰している。
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