2018年 7月 21日 (土)

女子高生殺害犯はマンションで1人暮らし 父親は地域の名士で、裕福な環境で育った

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   長崎県佐世保市内の県立高校に通っていた松尾愛和(あいわ)さん(15)が同級生の女子生徒(同)に殺害された事件では、松尾さんも加害者の生徒も同じ中学校・高校に通っており、その学校は地域では有数の進学校だ。

   加害者の父親は国家資格が必要ないわゆる「士業」を市内で営んでいる。特に加害者親子はスポーツの分野でも有名で、著名な大会にも親子そろって出場するほど。加害者は裕福で、恵まれた環境に育ったように見えるが、どうして凶行に走ってしまったのか。

高校で1人暮らしをしていたのは加害者だけ

   松尾さんが殺害されたのは、加害者が一人暮らしをしている市内の自宅マンション。2人が通っている高校の校長が2014年7月27日に会見して明らかにしたところによると、両親で離れて一人暮らししているのは加害者だけだった。加害者のマンションと実家はあまり離れておらず、加害者の家庭に経済的に余裕があったことをうかがわせる。

   さらに、加害者の両親は総じて教育熱心だったようだ。ウェブサイトに公開されていた加害者の父親のプロフィールによると、被害者と加害者が通っていた学校でPTAの役員を務めていた時期もある。

   加害者の母親は13年10月にがんで死去している。母親の訃報ではスポーツ団体の長崎県のトップや、佐世保市の教育委員を歴任したことが報じられており、地域への貢献も大きかったようだ。加害者と父親は14年1月に栃木県で開かれた冬季国体にも長崎県代表として出場。長崎新聞には「亡き妻への思い胸に 『集大成の大会』」と題した記事も掲載された。

   ただ、加害者の父親はすでに再婚している。そのため、加害者が再婚相手との同居に難色を示した末の一人暮らしだとの見方も出ている。

   加害者本人も多才だったようで、14年2月には、美術作品展の版画部門で県知事賞を受賞してもいる。

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