2024年 5月 4日 (土)

日経ビジネスに「破たんシナリオ」まで書かれた スカイマークの「剣が峰」

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違約金最大700億円は「金額に合理性がないと考えており、法的手段も視野」

   スカイマークの決算書類では対応策も挙げている。前出のA330は全席に座席間隔が18センチ、幅が5センチ広い「グリーンシート」を搭載しており、日本航空(JAL)のファーストクラスに次ぐ「クラスJ」から顧客を奪う可能性も指摘されている。大型機のA330で輸送力を強化した上でグリーンシートで「顧客の囲い込み及び新規顧客の獲得」を図りたい考えだ。これに加えて不採算路線を廃止してコストを削減。現時点でスカイマークは無借金だが、金融機関からの借り入れで運転資金の調達を目指す。

   最大700億円にのぼるとみられるA380キャンセルをめぐる違約金に関する記述もあり、ここでもう一度、

「継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況」

という文言が登場する。ただ、この違約金については、スカイマークは、

「その金額に合理性がないと考えており、法的手段も視野に入れながら対応策の検討を行っております」

と争う構えだ。

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