2024年 4月 25日 (木)

新宿区の電柱に日本人慰安婦募集ビラ 韓国への抗議の意思表示なのか

新宿区「ビラなどの話は聞いていません」

   東京韓国学校は、小学校に当たる初等部と中高校に当たる中高等部があり、報道によると、児童・生徒ら約1200人が通っている。最近は、在日韓国人よりも、韓国のビジネスマンの子供たちの方が多いという。

   韓国学校は首都圏に1校しかないため手狭になっているといい、韓国のパク・クネ大統領が、舛添要一東京都知事と2014年7月25日に行った会談で新設の支援を要請したほどだ。東京韓国学校の分校として16年の開校を目指しているというが、前出のビラが韓国学校前に貼られたのは、こうした動きを意識したことも考えられなくはない。とはいえ、まだよく分からない状態だ。

   東京韓国学校にビラのことで取材しようとしたが、韓国の祝日に当たる独立記念日の8月15日だったためか、電話をかけても誰も出なかった。在日本大韓民国民団の中央本部に取材すると、防災センターの職員が出て、韓国の祝日で休みのため誰もおらず、何も分からないとのことだった。

   韓国学校のある新宿区の総務課では、取材に対し、人権担当者が「ビラなどの話は聞いていません」と答えた。ただ、コリアタウンのある新大久保では、韓国人らを差別する落書きが見つかって、家主などに落書きを消すお願いをすることはあったとしている。

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