2018年 10月 19日 (金)

ロシア飛行中に乗客の体調急変、死ぬケース相次ぐ 近くの空港に緊急着陸するも、救護が間に合わず

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   日本からヨーロッパに飛行機で行くときは、今ではシベリア上空を通過するのが一般的だ。その片道10時間前後かかる欧州便の機上で最近、日本人乗客の具合が悪くなりロシア中部の空港に緊急着陸したものの、死亡したことがロシアメディアの報道で明らかになった。

   日本に乗り入れる路線の乗客が機内で死亡するのは珍しいが、ロシアでは緊急着陸しても地上で乗客を救えないケースが相次いでいるようだ。今回のケースを含めると、ここ2か月で3例目だ。ロシアメディアからは、空港での受け入れ態勢を疑問視する声も出ている。

エカテリンブルグの空港に立ち寄り、関空着は6時間遅れる

日本とヨーロッパを結ぶ便はシベリア上空を通過する(写真はルフトハンザ航空のボーイング747-400型機)
日本とヨーロッパを結ぶ便はシベリア上空を通過する(写真はルフトハンザ航空のボーイング747-400型機)

   問題が起きたのは、フランクフルト発関西国際空港行きのルフトハンザ航空LH740便(ボーイング747-400型機)。9月11日13時20分(日本時間同20時20分)の定刻にフランクフルト空港を出発し、9月12日の朝7時10分に関空に到着予定だった。

   だが、飛行記録で確認できる限りでは、LH740はロシア中部エカテリンブルグにあるコルツォヴォ空港に立ち寄っており、関空に到着したのは予定よりも6時間以上遅れた12日13時20分だった。

   国営RIAノーボスチ通信やイタル・タス通信によると、11日の23時(日本時間12日2時)ごろ、日本人男性客(65)の具合が悪くなったとして緊急着陸の要請があった。空港では医師や救急車が待機していたが、到着時点で男性は心肺停止状態で、医師が救命措置を行ったが回復せず死亡が確認されたという。死因は脳卒中だとみられる。

モスクワの救急隊出動が遅れたと批判相次ぐ

   日本の場合、国土交通省の運輸安全委員会が日本の領空で起きた事故や日本の航空会社が起こした事故について報告書を発表している。それによると、過去に機内で乗客が死亡した事例としては、1998年3月にホノルルから成田に向かっていた日本航空(JAL)機のケースが最も新しいようだ。客室乗務員が乗客の男性(84)の異常に気づき、声をかけたが応答がなく、乗り合わせた看護師が手当てを行った。成田空港に到着後病院に搬送されたが、死亡が確認されている。死因は心不全だとされている。

   これは16年も前の事例だ。だが、ロシア上空では今回の事例を含めると、似たような事例が2か月で3回も起こっている。

   8月18日には、バルセロナ発ロシア東部チェリャビンスク行きの飛行機の機内で男性客(24)の乗客の具合が悪くなり、モスクワのシェレメチェボ空港に緊急着陸したが、結局乗客は死亡。モスクワの救急隊の出動が遅かったとして批判を浴びた。

   9月に入ってからも、フランクフルトからカザフスタンのアスタナに向かっていた飛行機のドイツ人乗客の具合が悪くなり、モスクワのドモジェドボ空港に緊急着陸。やはり乗客は死亡し、医師の不手際も指摘された。

   この2つの事例を受けてロシア当局が空港での救命活動の手順見直しを進めていた矢先だっただけに波紋は大きい。当局は現地に調査官を派遣し、対応に問題がなかったか調べている。

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