2019年 8月 22日 (木)

セウォル号遺族が「モンスター化」 運転手を暴行、「俺たちが誰だか知っているのか」

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   韓国の旅客船「セウォル号」の沈没事故から5か月、遺族会メンバーの「モンスター化」を浮き彫りにする事件が起きた。

   酒を飲んだ遺族会幹部らが運転代行業者と口論になり、集団暴行に発展したという。

待ちくたびれた運転手に「その態度はなんだ」

   暴行事件に関わったのは、沈没事故で多くの犠牲者を出した檀園高校生徒の遺族を中心とする「セウォル号惨事家族対策委員会」のメンバーだ。

   韓国メディアの報道をまとめると、2014年9月16日、遺族会の委員長ら幹部や複数の遺族は野党第1党「新政府民主連合」の国会議員とともに夕食を取っていた。遺族らは酒を飲んでいて、日付が変わり17日の深夜になって運転代行業者を呼んだ。ところが運転手の到着から30分以上店から出て行かなかったため、運転手側はしびれを切らしたのか、他の業者を呼ぶよう声をかけた。

   すると遺族らは驚くべき行動に出た。帰ろうとする運転手に対し、「国会議員に対してその態度はなんだ」「国会議員に対する態度ではない」などと言いがかりをつけたというのだ。

   朝鮮日報(日本語版)はこの時の様子を詳しく伝えている。記事によれば、運転手が「国会議員にはぺこぺこしなければならないのか」と言い返すと、1人が「お前は国家情報院の関係者だな」と叫んだ。また、争いを止めに入った通行人が「警察を呼ぶ」といえば「俺たちが誰だか知っているのか」と大声を上げたという。その後、運転手と通行人を巻き込んだ集団暴行に発展したようだ。

   暴行が一方的なものだったのか双方によるものだったのかについては、運転手と遺族側で意見が食い違っているが、遺族会は暴行事件の責任を負うため、17日に役員9人全員の辞任を決めた。また、22日の報道では一部の幹部が事件への関与を認めたと伝えている。警察は否認している幹部についても「暴行の事実は監視カメラの映像でも十分に確認できる」としているそうだ。

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