HKT48の指原莉乃さん(21)が深夜のラジオ番組で、プロデューサーの秋元康さん(56)に煽られて「秋元さんがマジ勝手なこと言うから、あたしがサイゾーとかに書かれて...!」と口走る一幕があった。様々なメディアから様々に論評される指原さんだが、特定メディアを名指しして「反撃」を試みるのは珍しい。同時に、普段から指原さんがどのような記事を気にしているかも、図らずも明らかになった形だ。同棲生活破たんテーマにした曲を解説すると「それ、経験あんだろ」ラジオ番組で思わず挑発に乗ってしまったHKT48の指原莉乃さん指原さんと秋元さんが出演したのは、2014年10月23日未明にニッポン放送で放送された「AKB48のオールナイトニッポン」。番組では、指原さんがお気に入りのAKBグループの楽曲をランキング形式で披露しており、カップルの同棲生活が破たんした後の様子を描いた公演向けの曲「引っ越しました」が2位にランクインした。歌詞について指原さんが「2年ぐらい住んだんですね、一緒に。2年住んで分かりきってるんですよ。この歌、ほんと歌詞よく見れば見るほど、ほんといい」などと熱心に解説すると、秋元さんが「絶対(同棲)経験あんな」。その直前にも秋元さんが「それ、経験あんだろ」と突っ込んでいたことから、思わず指原さんは「ないですよ!秋元さんがマジ勝手なこと言うから、あたしがサイゾーとかに書かれて...!言われるんですよ~。東スポとか」と口にした。たしかにサイゾーはAKB48グループに批判的な記事の掲載を続けている。とりわけ指原さんについては、例えば系列のウェブサイト「ビジネスジャーナル」が14年6月6日に「指原莉乃、裏の顔に批判噴出?芸能記者には横柄な一方、テレビ制作陣にはイイ顔で取り入る」と題した記事を配信するなど人格攻撃の色を強めている。東京スポーツは、コンサートをはじめとするAKB関連のイベントの取材を許されているメディアだが、3月9日には「『炎上女王』指原が絶叫『どうしてこうなるの!』」と題した記事を配信した。指原さんのテレビ番組での発言が記事化され、それをきっかけに自らへの批判が高まっていることにいらだちを募らせているとする内容の記事だ。指原さんは、こういった批判記事を念頭に不快感を示したようだ。「(頂点とどん底の)どっちも経験させてくれたのが週刊文春」指原さんがテレビやラジオでスキャンダルに関連して媒体名を口にするのは、これが初めてではない。指原さんは12年に週刊文春にスキャンダルを指摘されたことが原因で福岡のHKTに移籍し、13年の選抜総選挙で1位を獲得したという経緯がある。13日7月2日に日本テレビで放送された「踊る!さんま御殿!!」では、この点について指原さんが「その週刊誌にはすごく感謝してる」「(頂点とどん底の)どっちも経験させてくれたのが週刊文春なので...」などと発言している。