2024年 5月 18日 (土)

「日本のマスコミは現地で取材すべき」 テリー伊藤のエボラを巡る発言に批判相次ぐ

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テリー、日本への感染拡大には神経質?

   こうしたネット上の危惧は、番組が放送された後の2014年10月27日夜になって、現実味を帯びることになった。米大手メディアに勤めるとされる日系カナダ人のジャーナリスト男性(45)がリベリアでの取材後に日本に入国し、感染が疑われているという一報が飛び込んだからだ。

   これを受けて、ネット上では、「徒に取材に行けばこういうリスクが生じることは想像できない人なのかな?」といった指摘が次々に出た。テリー伊藤さんの発言について、「言ってる事は正しい気がする」「日本も当事国である認識持つべきという部分は同意」という声もあったものの、風当たりは強いようだ。

   前出の「スッキリ!!」では、翌28日の放送で、ジャーナリスト男性の問題について取り上げられ、テリーさんは今度は、日本への感染拡大阻止についてかなり神経質な意見を述べた。現地から帰国したジャーナリストや医療関係者は、施設に隔離はできないとしても、国がホテルをチャーターするなどして、そこに何週間か入ってもらうというものだ。

   番組では、エボラは発症しない限り感染しないとの専門家からの指摘があったが、テリーさんは、発症していなくてもそうすべきだと独自の立場を繰り返した。「それくらいしないと、万一の場合どうするんですか」というのだ。

   この意見についても、「追跡に掛かる手間と費用を考えたら、その方が現実的」との賛意もあるが、「どこの世界にエボラ患者の疑いのある人を泊めるホテルがあるんだ?」「感染対策ってプロでもすごく大変なのに、医療者でもないホテルマンが管理できるわけないじゃん」といった異論が出ている。

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