3月期の通期業績予想も下方修正
販売低迷を受け、2015年3月期の通期業績予想も下方修正した。売上高は従来予想を500億円下回る12兆7500億円、当期純利益は350億円下回る5650億円の見通しだ。営業利益は7700億円と変更しなかった。販売台数の減少を、円安効果が補う形だ。
小さな不具合でも積極的に公開し、リコールを届ける姿勢は、メーカーの信頼を高めることにつながる。ただ、その原因が、品質管理体制の不備にあるなら、ユーザーの信頼を失い、販売の低迷につながりかねない。ホンダの失地回復には、徹底した再発防止策が不可欠だろう。