次世代の党の石原慎太郎最高顧問は2014年12月3日に愛媛県内で行った講演で、「この選挙後に引退する」と明言した。次世代の党の比例名簿では、石原氏は比例単独で東京ブロック最下位の9位に記載されている。同ブロックは定数17で、石原氏の当選圏入りは困難だとみられている。このことから、順位に引退の意思が反映されているとみる向きもあった。
山田宏幹事長は12月4日午前の会見で、石原氏の名簿の順位について
「本人の美学として、今回は、『次世代の党』と言うからには、自分は次世代にきちっとバトンタッチしなきゃいけないということで、自分が先頭に立つよりも新しい次の世代を先頭に立たせていくと言う形で今回選挙を戦いたい、というのが石原最高顧問の強い強い意思だった」
と説明した。