2021年 8月 2日 (月)

日本という国は何で稼いでいくのか 貿易から配当・利子、特許、観光収入へ変わる

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   海外とのモノやサービスなどの収支を示す2014年の経常収支の黒字額が、前年比18.8%減の2兆6266億円と、比較可能な1985年以降で最少になった。財務省が15年2月9日に発表した国際収支速報の中で明らかになったものだ。

   燃料輸入の高止まりなど輸入が膨らんで貿易収支の赤字が拡大したことが主因だ。一方、企業の海外子会社の配当や利子など海外への投資から得られる「第1次所得収支」の黒字で貿易赤字を補った格好で、こうした日本の収支構造の変化は、今後も持続しそうだ。

「旅行収支」の赤字が過去最小

   経常収支は、日本経済の稼ぐ力を総合的に示す指標と位置付けられる。経常黒字は2007年に24兆9490億円でピークを付けたときから7年で10分の1に落ち込んだ。当時と比べて2014年は輸入が19兆円近く増加したのが大きく、貿易赤字は前年比18.1%増の10兆3637億円に膨らんだ。モノのやりとりを示す貿易収支だけでなく、輸送や旅行に伴う金の出入りである「サービス収支」も2014年は3兆932億円の赤字。ただ、こちらの赤字額は 前年比で3854億円縮小した。訪日外国人旅行者数が前年比で29.4%増え、過去最高の1341万人になった影響で、外国人が日本で使う金額から日本人が海外で支払う金額を引いた「旅行収支」の赤字が1251億円と前年より5294億円減って過去最小になったことが効いた。

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