2021年 7月 26日 (月)

日本という国は何で稼いでいくのか 貿易から配当・利子、特許、観光収入へ変わる

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貿易赤字は減少してもテンポは緩やか?

   今後の動向は「原油価格や金利、為替相場などが影響するため見通しにくい」(財務省筋)が、貿易収支の動向が大きく左右することになる。これについては、足元で原油価格が下落しており、単月でみれば貿易赤字は2014年12月、今年1月と縮小し、「1~3月のどこかで貿易黒字に転じる可能性もある」と見るエコノミストもいる。ただ、原油価格の動向次第で再び輸入額が膨らむ可能性がある。また、少子高齢化で生産年齢人口が減り続けるなか、失業率の低下で「生産の国内回帰を云々する前に、既存の設備の稼働率が低迷している」(エコノミスト)との指摘もあり、国内生産の縮小・海外の生産拠点拡大の趨勢は変わらず、貿易赤字は減少してもテンポは緩やかとの見方が根強い。

   このため、経常黒字についても、「2015年は輸入額が減り、黒字は再び拡大に転じる」との声と、黒字縮小傾向は今後も続き「数年後には経常赤字が定着する」との観測が交錯している。

   いずれにせよ、貿易赤字を海外からの配当収入や訪日外国人の日本国内消費で補うという構造変化の流れは止まらないとの見方で大方一致している。

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