2019年 7月 22日 (月)

今やNTTドコモの「お荷物」に 当期純損失503億円、NOTTVまたも大赤字

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   NTTドコモとテレビ局などが出資している「NOTTV」を運営するmmbiが苦戦している。2015年3月期も赤字決算となり、営業損失が28億円、当期純損失も503億円にのぼった。

   最近はタレントの林家ペー・パー子さんらが出演する、アフロヘアの戦隊ヒーロー風のテレビCMが話題になるなど露出度は多く印象も強いものの、経営不振の長いトンネルから抜け出せずにいるようだ。

  • 「NOTTV」、9年連続で赤字…(画像は、「NOTTV」のホームページ)
    「NOTTV」、9年連続で赤字…(画像は、「NOTTV」のホームページ)

売上げアップも赤字幅は前年比で大きく拡大

   「NOTTV」は2012年4月の開局以来、AKB48やEXILEなどの人気アーティストによるオリジナル番組をはじめ、ドラマやニュース、バラエティなどの気に入った番組を、月額420円で、スマートフォンやタブレットを使っていつでも手軽に見られるサービス。

   2015年4月からは「NOTTV1」と「NOTTV2」に、新たに「フジテレビONE スポーツ・バラエティ」や「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」「時代劇専門チャンネル」「AXN 海外ドラマ」などのBS/CSの人気6チャンネルを加えた、「NOTTVパック」を、月額635円(税抜)で提供しはじめた。

   そんなNOTTVを運営するNTTドコモグループのmmbiが2015年6月25日、第9期(15年3月期)決算を明らかにした。それによると、売上高は156億円と前年比で2.6倍に増えたが、営業損失は28億円(14年3月期は167億円)を計上した。

   売上原価の133億円と販売費や一般管理費にかかった51億円が重石となったが、前年より赤字幅を減らした。

   ところが、経常損失は316億円(169億円)、当期純損失は503億円(168億円)と、いずれも赤字幅を大きく増やした。292億円の営業外費用と、817億円の特別損失を計上しており、大幅赤字の要因はここにありそうだが、mmbiは赤字の理由について、「開示している情報以上のことは差し控えさせていただきたい」と話している。

   mmbiはこれで9年連続の赤字で、一向に黒字化する気配がない。

   NOTTVが苦戦している理由はいくつかある。たとえば、スマホで視聴できるといっても、NTTドコモの端末でしか見ることができないし、順次拡大しているとはいえ、主力の首都圏や関西圏、東海圏でも視聴できるエリアが限られていることがある。「スマホの充電池の消費が激しい」との指摘もある。

   さらに、月額420円を徴収されることに抵抗を感じる人は少なくなく、また有料放送なのにCMが入ることに違和感をもつ人もいるようだ。

   なかには、親会社のNTTドコモと契約するときに、自動的にNOTTVがセットされ、解約しないと月額料金が徴収されてしまうことに不満をもつ人がいるようで、インターネットには、

「ドコモユーザー要注意! ケータイの明細を見たら、謎の420円を払っていることに気づいた。身に覚えがなかったので調べてみたら、なんと観たことがない動画サービス『NOTTV』が解約されずにいたことが判明。(泣)」

といった声が寄せられている。

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