2018年 12月 15日 (土)

「あまちゃん」舞台の三陸鉄道全線再開で黒字転換 イベント列車や企業コラボで人気継続に躍起

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   東日本大震災で被災した第三セクター三陸鉄道(岩手県宮古市)は2014年度決算で当期利益が約8683万円となり、2期ぶりに黒字となった。2014年4月に国や県、市町村などの支援で南北リアス線の全線運行が再開し、利用者が増加したのが奏功した。

   三陸鉄道は沿線地域が2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となり、ドラマに登場する「北三陸鉄道」のモデルになった。あまちゃんの大ヒットで全国に知られるようになり、昨春には震災の影響で不通だった北リアス線小本-田野畑間の運転も始まって待望の全線運行が再開した。

  • いかに人気を継続させるかが勝負
    いかに人気を継続させるかが勝負

「これから」が厳しい

   あまちゃん効果もあって全線再開は全国的なニュースとなり、ドラマの舞台を一目見ようと観光客も大幅に増加した。利用者は前年度比約38%増の約69万人、運賃収入も約85%増の約4億2065万円を記録。当期利益は2013年度の約5117万円の赤字から約8683万円の黒字へと2期ぶりに黒字転換した。

   しかし、財務体質は改善しておらず、経常損失は約1億254万円と前年度からは約47%減ったものの21年連続の赤字で、依然として厳しい状況に変わりはない。実のところ、当期利益も県や沿線市町村の赤字補助金を加えたうえでの黒字転換であり、2015年4月の利用者は4万4311人と全線再開した昨年4月と比べると約31%も減少。これは4月だけでの減少にとどまらないとみられ、2015年度以降は反動減が予想されている。

   三陸鉄道も「震災前から少子高齢化が進んで沿線人口は減少、モータリゼーションの浸透など経営面ではむしろこれからの方が厳しい状況」と危機感は強い。そのため観光客誘致や沿線利用者獲得に向け、「花見カキ列車復活運行」「初日の出号」「婚活列車」「歌声列車」といったイベント列車のほか、新型レトロ車両「春風しおさい号」や新型お座敷車両「北三陸号」などの企画列車を走らせている。また、ビール飲み放題の「アサヒスーパードライ号」といった企業などとのコラボレーション列車も運行し、利用者獲得に躍起となっている。

   一方、三陸鉄道にとって朗報なのは、4月からあまちゃんの再放送が始まったことだ。ネット上では「今さらだがおもしろい」「東北行きたくなる」などと盛り上がりをみせている。再放送で初めて見たという視聴者もいて、あまちゃん人気の再燃が利用者増につながる可能性もあり、地元では期待が高まっている。

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