2018年 10月 16日 (火)

人型ロボットPepperの禁止事項に「性行為」 どういう想定なの?と、素朴な疑問広がる

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   ソフトバンクが発売した感情を認識する人型ロボット「Pepper(ペッパー)」。その購入にあたっての注意事項で「性行為やわいせつな行為」などが禁止されている、と話題だ。

   ネットでは、どんな場面を想定しているか分からない、といった趣旨の声が寄せられているが、同社によると、あくまでロボットを悪用する行為を禁止しているに過ぎないという。

  • ロボットの「取説」にしては不自然だが…
    ロボットの「取説」にしては不自然だが…

「性行為やわいせつな行為を目的とする行為」の意味

   「Pepper」は、ソフトバンクが2015年6月に発売。人間と心を通わせあいながらコミュニケーションできると今注目されている。本体価格は19万8000円(編注:別に月額約2万5000円必要)とやや高めながら、6月分と7月分、8月分の各1000台はいずれも1分で完売し、関心度の高さを示した。9月分は26日に発売される予定だ。

   9月9日頃、そんな「Pepper」購入時に参照する注意事項で、「性行為やわいせつな行為を目的とする行為」「面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為」「ストーカー行為」が、禁止事項として挙げられていることを、あるツイッターユーザーが指摘。ロボットの「取扱説明」にしては一見不自然に見える事項だったためか、一気に拡散し、一部まとめサイトも取り上げた。

   ただ、誰のどういった行為を禁止するのか、注意事項を見たネットユーザーの中でも意見が分かれた。ロボットを相手にした直接的なものか、それともロボットを利用した間接的なものか。

   ツイッターには

「『Pepperと性行為をしてはいけない』と書いてある」

といった指摘がある一方、

「Pepperを使って他者と性行為等をしてはいけないんでしょ?笑」

という解釈も出た。

「『Pepper』とこういった行為をしないでください、というものではない」

   一体どういう意味合いで書かれているのか。同社に取材したところ、

「『Pepper』を使って(あるいは利用して、悪用して)こういった行為をしてはいけない、という意味合いで、『Pepper』に対して(あるいはPepperと)こういった行為をしないでください、というものではありません」

との回答があった。要はロボットを犯罪に利用したり悪用したりするのを禁止している、というわけだ。一方、こうした規約を作った理由や「Pepper」と性行為や恋愛をする是非について尋ねたが、「担当者が外出しているため細かい質問に答えるのは難しい」とのことだった。

   なお「Pepper」とは無関係ながら、すでに海外ではロボットと人間が性行為をする未来が予測されている。

   英・サンダーランド大学の心理学者、ヘレン・ドリスコル博士が15年8月4日付けデイリーミラー電子版に寄せたコラムによると、性行為をめぐるテクノロジーの進歩が続けば50年ほどで人間同士の肉体関係が「野蛮」と認識され、以後はロボットとの性行為がメジャーになるのだという。

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