2019年 9月 19日 (木)

SEALDsの政治戦略に触れ、思わぬ「炎上」 為末大、「正論なのに...」と擁護の声も

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   元陸上競技選手でスポーツコメンテーターの為末大さん(37)が、安全保障関連法案に反対してきた学生団体「SEALDs(シールズ)」についての分析記事にツイッターでコメントしたところ、思わぬ波紋を広げてしまった。

   為末さんの意見については「正論」とする声も多かったのだが、ツイッターユーザーらとのやりとりを通じ、最終的には自身の「認識違い」だったとして反省の弁を口にした。

  • ツイートが話題の為末大さん(2013年10月撮影)
    ツイートが話題の為末大さん(2013年10月撮影)

「純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」

   為末さんが触れたのは、SEALDsの運動を過去に起きた海外の学生運動の失敗例・成功例と比較する形で分析した記事だ。

   筆者であるノンフィクション作家の安田峰俊さんは、1989年に中国で起きた六四天安門事件の学生運動指導者・王丹氏が自ら考察した同運動の失敗原因を紹介。その一つに「運動の戦略・戦術の失敗」があり、記事中ではこれを、

「『ピュアな若者の運動』というイメージで自分たちを縛ってしまい、『汚い大人』である当局を相手とするしたたかな交渉戦略を否定してしまった」

と解説していた。

   安田さんは、香港の雨傘革命(14年9月)も同様の理由を原因に失敗した側面があると指摘。一方で、台湾のひまわり学生運動(14年3月)では学生運動の「純粋性」を克服し、戦略的な交渉を行ったことなどが成功につながったとの見方を示した。SEALDsについては具体的な分析を控えたが、「成功例」であるひまわり学生運動と彼らのスローガンを併載することで、SEALDsが政治目標を達成できなかった理由の一端を暗に示した。

   戦略の重要性については為末さんも深く共感したようで、2015年9月26日には、記事を引用して「これだと思う。純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」とツイートした。

   あるユーザーから、このコメントだけでは主張が分かりにくいとする声が届くと、

「僕らの世界ではチームが負けた時に、何が敗因だったか、次はどうすれば勝てるのかを、分析し総括して、次につなげるのがいい監督だと言われていて、試合にどんな純粋な気持ちで挑んだかは評価とは関係がないです」

と、スポーツの勝負の世界になぞらえて自身の見解を説明した。

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