2019年 6月 19日 (水)

日本観光「爆買い中国人」だけじゃない 欧米からも急増、課題は「民泊」

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   中国を中心に訪日外国人客が激増する中、これまで政府が掲げてきた「2020年までに2000万人」という目標を15年中に達成できる可能性も出てきた。統計を見ると、アジアだけでなく欧米からの観光客もかなり増えているようだ。

   政府は15年11月9日に閣僚や有識者で構成する会議を立ち上げ、新たな目標人数について議論する。一方、深刻化する宿泊施設不足の解決策として政府が推進する「民泊」についても、課題が浮上している。

  • 「日本=富士山」というイメージを持つ外国人観光客も多い
    「日本=富士山」というイメージを持つ外国人観光客も多い

カナダからも2割、米国からも1割増える

   日本政府観光局(JNTO)の10月21日の発表によると、15年1~9月累計で日本を訪れた外国人観光客は1448万人。すでに1年間に訪れた数として過去最高だった14年の1341万人を上回った。

   9月単独でも前年同月比46.7%増の161万200人で、やはり9月としての過去最高を大幅に更新した。地域別に見ると、最も伸び率が高いのが中国で、前年同月比99.6%増の49万1200人。次が香港の64.9%増で11万5200人だった。ベトナム(46.3%増、1万5600人)、韓国(38.6%増、30万1700人)、台湾(37.2%増、30万2900人)と続いた。

   JNTOの分析によると、中国はクルーズ需要が伸びたほか、皮肉なことに「抗日戦争勝利70周年」で新たに休日が設定されてできた3連休(9月3~5日)を使って日本を訪れた人も多かったようだ。それ以外の地域は、格安航空会社(LCC)の増便や現地でのプロモーション活動が奏功した。

   日本から遠く離れた欧米からの観光客数も、ロシア以外は9月として過去最高を記録した。カナダが最も伸び率が高く、21.8%増の1万7700人が訪れた。人数ベースで最も多かったのは米国で、10.1%増の7万6300人だった。

   11月7日放送の「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)は、日本人も知らない日本国内の「観光地」を訪れる外国人の様子を紹介した。うどんづくりを体験したり、フクロウカフェを楽しんだり、「お手伝いすると宿泊料無料」の宿に泊まったりする観光客は、米国や英国、ベルギー、フランス、カナダと欧米各国からの顔ぶれも多かった。

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