菅官房長官「適切に解決されるように努力すると認識」
こうした韓国側の反応が影響したのか、菅官房長官の1月5日午前の会見では、表現が若干後退した。12月28日の発表について
「その内容に尽きるものであって、それ以上でもそれ以下でもない」
と繰り返し、尹外相の慰安婦像に関する発言を引用しながら
「今後合意に従って韓国側において、適切に解決されるよう努力をされるんだろうと認識している」
と述べた。岸田外相が「移設されると認識」と踏み込んだのに対して、菅氏は「解決されるように努力すると認識」と軌道修正した形だ。