2024年 5月 8日 (水)

カツ横流し事件、約一日で自らの手で全容解明 「これぞ神対応!」と壱番屋の株が急上昇

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「なんで節穴の県知事の方が偉そうなんだよ」

   一方、今回の事件で大幅に株を下げた人物がいる。それが大村秀章知事だ。16年1月18日に定例記者会見を開き、廃棄物処理法に基づいて県内の産業廃棄物処理業54社への立ち入り検査を始めた、と発表してこんなことを言ったのだ。

「壱番屋は被害者だが、日本を代表するカレー外食チェーンであるため社会的責任は重い。二度と起きないよう検証し、反省してほしい」。

   これに関してネット上で批判が続出した。産廃業者を認可し管理するのは行政の責任でもあること、横流しをしたダイコーは処理を完了したという嘘の報告書「マニフェスト」を県にも提出し、県は受理している、という点などからだ。

「ココイチは不正を見抜いたのに、なんで節穴の県知事の方が偉そうなんだよ」
「県の許可事業者に排出して社会的責任は重いなんて話になるなら、その県の長の社会的重さはどの位になるの?」
「ココイチは本社を愛知県から移転すべきだな。こんな行政にバカ高い税金をくれてやることはない」
「ココイチはレベル高いなあそれに比べて知事の出来の悪さよ・・・」

   壱番屋の広報はこうした知事の発言について、直接には触れなかったが、

「私たちは被害者ヅラをしているわけではありませんが、一番の被害者はスーパーや弁当店で廃棄食品を買ってしまったお客様で、そういう人たちのことを思うと心を痛めます。当社から出る商品でこのような不安な思いをさせたくない。これからも検証を続け、継続的に安全を考えてまいります」

と話した。

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