2024年 4月 27日 (土)

「糖質制限ダイエット」の第一人者急逝 因果関係はないのか、ネットでも話題に

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おやじダイエット部メンバー「前夜まで、本当に元気でした」

   桐山さんは2016年2月6午前、滞在していた東京都内のホテルで亡くなった。14日夜、妻で文芸評論家の吉村祐美さんが夫のFacebook上で公表した。15日朝には「モーニングショー」(テレビ朝日系)が取り上げたこともあり、ネット上でも話題になった。

   中には、

「糖質制限流行ってたけど危ない感じなのかな?」
「桐山氏は第一人者だけに無理したんだろう」
「心不全ねぇ。流行ってたけど3ヶ月で20kgとか逆に怖いよ」

と、糖質制限と結びつけたコメントもある。

   だが「おやじダイエット部」メンバーの男性は、Facebook上で

「糖質制限が原因で亡くなったのでなく、心不全・急性心筋梗塞で亡くなったのが、診断書からも明らかです。亡くなる前夜まで、本当に元気でした」

として関係を否定している。桐山さんの死によって糖質制限に関するさまざまな憶測が広がっていることについては、

「糖質制限食が、糖尿病の食事療法の一つである事実は、変わらないです。賛否両論があることも、事実です。そのことは、桐山先生の著書でもよく書かれていました」

とコメントした。その上で、

「長距離の移動と多忙、急激な寒さが重なり、疲労も相当蓄積していたのではと、思い返しています」

と心不全の背景を推察している。

   前述の江部理事長も15日放送の「モーニングショー」の取材に対し、「基本的には無関係だと思います」と因果関係を否定。血糖は改善し、正常な数値をコントロールできていたといい、「最初に病院に行った時点で、すでに消えない借金として動脈硬化が心臓と脳にあった可能性が極めて高い」と説明した。

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