2024年 5月 4日 (土)

【男と女の相談室】甘~いキスが命を奪う 口から入り脳出血起こす菌の正体

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親が使ったコップや箸、スプーンから子にうつる

   虫歯は放置していると歯周病につながる。歯周病は「口の中の生活習慣病」といわれ、糖尿病や心筋梗塞、ED(勃起障害)の原因になることが最近わかっている。また、虫歯の元のミュータンス菌は、胃がんの原因となるピロリ菌と並び「胃液が殺せない2種類の菌」の1つといわれ、非常にしたたかな菌なのだ。猛繁殖して全身の血管に入り、敗血症や肺炎を引き起こすこともある。菌が侵入した部位によっては、肩こり、腰痛、内臓疾患の隠れた原因になるなど侮れない存在だ。

   虫歯は甘いモノを食べると自然に菌が繁殖すると思われてきたが、実は唾液を通してうつる「感染症」であることが最近わかってきた。ある歯科医のサイトにはこう書いてある。

「生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌は存在しません。母親(保護者)の唾液を介して感染します。昔の子育てでは、離乳食に親が噛み砕いたものを子に与えることが日常的に行われましたが、とんでもない行為で、現在では口移しは絶対ダメと指導されます。親が使ったコップや箸、スプーンを子に使わせるのも間接的に虫歯菌をうつしていることになるのです」

   もちろん、恋人同士のキスでも虫歯菌はうつるのだ。

「今まで虫歯がなかった人で、彼氏(彼女)ができたら急に虫歯になった人はよくいます。虫歯の進行度によって相手にうつす度合いは違ってきます。虫歯のひどい人は(キスを)控えた方がいいかもしれません。唾液には抗菌作用がありますから、唾液の量が多い人はうつされても虫歯になりにくいのです」

   そして、恋人たちにはこうアドバイスする。

「虫歯を心配してキスをするなというのも寂しいですから、大切な人ができたら、カップル同士でまず口内をキレイにすることが大事ですね」
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