2024年 4月 25日 (木)

乙武不倫騒動、妻の謝罪は「炎上対策」? 参院選出馬に向けた「自民党のアドバイス」との憶測も

   「妻である私にも責任の一端がある」――。「週刊新潮」最新号(2016年3月31日号)に報じられた乙武洋匡氏の不倫騒動が波紋を広げる中、ネット上では、公式サイトに掲載された「妻・仁美さんの謝罪文」に違和感を覚える声が続出している。

   「自分の不倫を妻に謝罪させるなんて恥ずかしい」と、乙武氏に対する批判の声があがる一方で、16年夏の参議院議員選挙「出馬」の動きを踏まえ、「もう政治家の妻を意識してる」と皮肉るユーザーも少なくない。

  • 乙武氏と妻の謝罪文は、24日早朝に公開された(画像は公式サイトより)
    乙武氏と妻の謝罪文は、24日早朝に公開された(画像は公式サイトより)
  • 乙武氏と妻の謝罪文は、24日早朝に公開された(画像は公式サイトより)

「家族を守ってから教育を語れ!」と怒りの声

   「五体不満足」の著書として知られる乙武氏は、大学卒業後の2005年に新宿区の非常勤職員として「子どもの生き方パートナー」に就任。その後、杉並区の小学校で3年間の教師経験を経て、13年から15年12月まで東京都教育委員を務めていた。こうした教育現場での経験に加え、自身も3児の父であることから、乙武氏はこれまで様々なメディアで自身の「子育て論」を語っている。

   「父と母がいい信頼関係で結ばれていて、子どもをどのように育てていくか」「子どもにとって1番大切なのは、やはり家庭である」――。これらの言葉は、ウェブマガジン「ママテナ」に16年1月に掲載されたインタビュー記事の中で、乙武氏が「母親に向けた子育てアドバイス」として語った言葉だ。

   そんな乙武氏が、「長男が生まれた8年前」から複数の女性と不倫していたことが、週刊新潮の最新号で報じられた。記事によると、乙武氏は妻以外に「5人」の女性と不倫関係を持ち、うち3人は旅行に行くほど親密な仲にあった。不倫に走った理由については、「妻が母になり、夫婦らしさが次第に失われて」しまい、「癒しを外に求めてしまいました」などと説明している。

   週刊新潮の報道を受け、乙武氏は3月24日朝に自身の公式サイトで謝罪文を発表。不倫の事実を認め、妻や子供など関係者へのお詫びをつづった。また、サイト上には「浮気をされた側」である妻・仁美さんの謝罪文も掲載された。

「妻である私にも責任の一端があると感じております」
「本人はもちろん、私も深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした」

   こうした反省の弁がつづられた仁美さんの「謝罪文」に、ネット上では違和感を抱くユーザーが続出。ツイッターやネット掲示板には、

「自分の不倫を妻に謝罪させるなんて恥ずかしい」
「なんで謝らないといけない対象に謝らせているんだ」
「家族を守ってから教育を語れ!」

などと乙武氏に対する批判が殺到。ツイッターの「トレンド」には、24日朝から昼にかけて「責任の一端」(仁美さんの謝罪文の一節)という言葉も登場するなど、大きな話題を集めていた。

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