2019年 12月 7日 (土)

「報道ヘリは叩き落として良いって法律作ろう?」 被災地取材への批判とドローン活用への期待度

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   「自粛して下さい!」「うるさいって言われてるのになんで飛ばすの?」――。熊本地震後、インターネット上には報道ヘリを問題視する書き込みが溢れている。

   ヘリの出す騒音が被災者の不安感を増幅させるだけでなく、生き埋めとなっている人の発する声が届かなくなる、というのがその理由だ。同時にドローンによる代用にも注目が集まっている。

  • 熊本地震に伴い出現した南阿蘇村河陽周辺の断層をドローンで撮影(出典:国土地理院)
    熊本地震に伴い出現した南阿蘇村河陽周辺の断層をドローンで撮影(出典:国土地理院)

「生き埋めになっている人のSOSがかき消される」

   被災地の上空を飛ぶヘリコプターのなかには、人命救助等を行う自衛隊や消防のものもあり、今回、マスコミ用ヘリの騒音がどれほど被災地に悪影響を及ぼしているかは定かではない。

   マスコミ各社はヘリコプターの騒音問題が顕在化した阪神・淡路大震災(1995年)以降、騒音性の低い機体を採用したり、高性能なカメラを搭載したりと、対策を講じてきているという。NHKは最大1250倍のズームを備えた超望遠カメラを使用していることで知られる。

   日本新聞協会が1997年に改訂した「航空取材要領」にも、ヘリ取材時の安全確保と騒音防止に配慮することが明記されている。また、多数の取材機の飛行が予想される場合は、必要に応じて代表取材・共同取材等を行うことも記されている。

   とはいえ、報道ヘリの騒音問題はここ数年のうちにも度々物議を醸してきただけに、ネット上の見方は相変わらず厳しいようだ。2016年4月14日の地震発生後もネット上では、「生き埋めになっている人のSOSがかき消される」として

「報道ヘリは叩き落として良いって法律作ろう?」
「救援ヘリ >>> 報道ヘリ」
「共同ヘリで静かに出来ないの」

と、嫌悪感を露わにするユーザーが後を絶たない。

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