2019年 1月 17日 (木)

大韓航空事故の「ありえない対応」 多数の犠牲者が出ていた可能性

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   羽田空港で離陸滑走中の大韓航空機から出火、搭乗していた全319人が緊急脱出したトラブルで、航空会社側の「お粗末な避難対応」を問題視する声が出ている。

   乗客が撮影した機内の映像をみると、エンジンから出火した後にも関わらず、機内には「もう1度離陸の許可を待っております」という的外れなアナウンスが流れた。また、緊急脱出用のシューター(滑り台)の位置に「大きな問題があった」として、「ありえない対応だ」と厳しく指摘する専門家もいる。

  • 出火した機体左側から脱出用の「シューター」が出ている(写真:AP/アフロ)
    出火した機体左側から脱出用の「シューター」が出ている(写真:AP/アフロ)

出火した側のシューターが降りていた

   大韓航空機のトラブルは16年5月27日12時30分頃、羽田発金浦空港(ソウル)行き大韓航空2708便(ボーイング777-300型機)で起きた。離陸のための滑走中に左エンジンから出火し、同機は滑走路上で停止。乗客乗員全319人がシューターで緊急脱出し、10人以上が足や肘を打撲するなど負傷した。

   今回のトラブルをめぐっては、乗客が避難する際の大韓航空側の「不手際」を指摘する声が出ている。元日本航空機長で航空評論家の小林宏之氏は5月30日のJ-CASTニュースの取材に対し、乗務員の対応にはいくつかの問題があったと話す。

   小林氏によれば、最も大きな問題は「出火した機体左側の非常ドアが開き、シューターが展開されていた」点にあるという。出火している側から乗客が避難した場合、脱出後もエンジンの爆発などの被害に巻き込まれる可能性が高くなる。そのため、世界各国の航空会社では、「火が出ていない側から脱出させること」がほぼ共通のルールとして設けられているという。

「今回の場合、幸いに火はすぐに消火されました。ですが、甚大な『二次災害』を招く危険性があったことは確か。最悪の場合、多数の犠牲者が出ていた可能性もあります。避難対応のマニュアル的には『ありえない対応』ですよ」

   小林氏は現場の混乱の中で乗客が勝手にドアを開けてしまった可能性もあると補足したが、事実として「出火側のシューターが展開されている」ことから、乗務員の指示や案内に「不備があったと言わざるを得ない」と重い口調で話した。

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