2019年 6月 17日 (月)

「ネット薄利多売」パワーが炸裂!? 電子コミック「1か月で売上3億円超」の仕組みとは

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出版関係者は、「私も驚きました」と明かす

   一方で、「一位と二位の差が激しすぎ」「この人出版社から出してた時からの知名度あるからでしょ」「新人には同人よりも辛いことになるだろうよ」といった疑問も上がっていた。

   佐藤秀峰さんが3億円以上を売り上げたと報告したことについて、ある出版関係者は、「私も驚きました」と打ち明ける。

   11円でこれだけ売り上げるには、3000万ダウンロードもあった計算になるからだ。これは、日本人の4人に1人が買った計算になる。

「今大人気の『進撃の巨人』は、全巻で5000万部ほどです。『ワンピース』だって、2億部ですよ。紙の本に対し、電子書籍は1割ほどの部数になります。とすると、紙でワンピース超えの3億部以上も売れた計算になりますね」

   佐藤さんがダウンロード数を明かしていないので詳細は分からないが、この関係者は、実際はもっと少ないのではないかとみている。

   アマゾンがライバル会社への対抗上、印税を高くしたまま販売価格を安く抑える戦略を取っているとうわさされていることから、今回も大赤字を出しながらも戦略を継続した可能性があるかもしれないと推測した。つまり11円でも小売希望価格などを元に印税を算出し、例えば1ダウンロードにつき100円以上を佐藤さんに支払うといった見立てだ。

   また、新人が同じように作品を売り出してもうまくいかないと、この関係者は言う。

「佐藤さんも作品も知名度があるから、安くなったので読んでもらえたのだと思います。ただ、抱き合わせるなどすれば、新人でも作品が売れる可能性があるではないでしょうか」

   なお、アマゾン・ジャパンの広報担当者は、J-CASTニュースの取材に対し、「こちらでは、コメントを出す立場ではないです」と答えた。

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