2019年 2月 18日 (月)

ロシア外務省、産経支局に「誤発送」の珍事 「産経の取材受けるな」と公式文書

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   企業がメールやファクスの宛先を間違えて送ることはまれにあるが、一国の役所がそういったミスを犯すのはきわめて珍しい。

   産経新聞モスクワ支局にロシア外務省が産経を批判する内容の公式文書を誤って送ってしまい、産経のコラムで顛末をばらされるという珍事が起きた。

  • ロシア外務省(中央)から文書が間違って送られるという「珍事」が起きた
    ロシア外務省(中央)から文書が間違って送られるという「珍事」が起きた

公式レターヘッド、公文書としての通し番号、報道官のサインも

   支局での「珍体験」が綴られているのは、産経の6月2日付朝刊(東京本社版)に「拝啓 外務省報道官様」と題して掲載された外信コラム。ロシア外務省のザハロワ報道官に宛てた手紙の形式で、遠藤良介支局長が執筆した。

   J-CASTニュースの取材に3日、国際電話で応じた遠藤支局長によると、人工知能やロボットについて取材しようと、国営の研究機関に取材を申し込んでいた(コラムでは「某国家機関」と表現)。だが、2週間ほど前に、その「某国家機関」宛ての「公式文書」が、なぜかロシア外務省からモスクワ支局に送られてきたという。

   メールでもファクスでもなく、れっきとした封書の「公式文書」だ。外務省公式のレターヘッド、文書が発信された日付、公文書としての通し番号、報道官のサインもついていた。

   コラムから引用すると、この「公式文書」には以下のようなことが書かれていたという。

「産経新聞は日本の主要活字メディアの中で、ナショナリズムの方向性によって特別の地位を占めている。ロシアに関する多くの記事は批判的、時に攻撃的であり、事実はしばしば歪曲(わいきょく)され、否定的な見地で伝えられる。最近の反露的な報道も踏まえ、同紙のインタビューには応じるべきでないと考える」

   産経新聞の取材申し込みを受けた「某国家機関」が外務省に問い合わせ、その返答が間違って送られてきたようだ。

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