2019年 6月 26日 (水)

「ストーカー」と「ファン」見分けるビジネス 芸能人SNS書き込みを24時間監視

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   芸能人のストーカー被害を未然に防ぐことを目的に、SNSや掲示板などを監視するネットセキュリティー会社、イー・ガーディアン(東京都港区)が芸能・タレント事務所向けの新サービスを開始した。

   1カ月に約1000万件のネット上の書き込みを監視してきたノウハウを用い、ツイッターやフェイスブックなどのSNSや、「2ちゃんねる」といった匿名掲示板での書き込みを分析し、ネット上でのアイドルなどへのつきまといの危険度をマネージャーや事務所に報告する、というビジネスだ。

  • 芸能人のストーカー被害が度々ニュースになる(写真はイメージ)。
    芸能人のストーカー被害が度々ニュースになる(写真はイメージ)。

小金井市の女子大生刺傷事件がきっかけ

   イー・ガーディアンにJ-CASTニュースが2016年6月10日に取材したところ、このサービスを始めるきっかけは16年5月に東京都小金井市で起きた芸能活動中の女子大生(20)がストーカー被害に遭い男に刃物で刺される事件だったと説明した。女子大生が警察に相談しても、現在はSNSへの書き込みがストーカー規制対象に入っていないため、男の異常なつぶやきがツイッターにあったにもかかわらず、「つきまとい」の対象にならず悲劇を未然に防げなかった。この事件によってストーカー規制法の改正が進むことになった。

「近いうちにSNSもつきまといの重要な証拠になるわけです。これまでの当社の掲示板などのネット監視とSNS情報を組み合わせ、クライアント企業様に危険度を報告し、被害を防ぐお手伝いをする、という形になります」

と同社広報は説明した。

   具体的には依頼があったタレントのストーカー被害の兆候をつかむため、不適切ワードの自動検出と、数百人態勢による目視で365日24時間ネットパトロールを行い、誹謗中傷や風評被害、炎上などを監視する。同社は危険度合いについてクライアントに報告をするが、緊急事態が生じた場合は警察に直に通報する。

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