2018年 11月 14日 (水)

主要3候補 ここがアキレス腱(1)
「都政は知らない」で出馬の鳥越俊太郎氏【都知事選2016】

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   東京都知事選(7月31日投開票)は中盤に入り、各候補の動きにもエンジンがかかってきた。政党支持や過去の実績などから、各メディアは主要候補として3人を軸とした報道を展開している。舛添要一前知事の辞任と参院選の公示が重なるなど、各政党とも短期間での候補者擁立となった。主要3人はそれぞれ、自身の強みを発揮しようと政策などを訴えているが、それぞれ特有の弱み=アキレス腱も指摘される。

   主要3候補である鳥越俊太郎(76)、増田寛也(64)、小池百合子(64)の3氏について、そのアキレス腱を届け出順で分析する。初回は、鳥越氏。

  • どこまで軌道修正できるか
    どこまで軌道修正できるか

告示前から目立つ「準備不足」

   「究極の後出しジャンケン」の出馬表明を象徴するように、2016年7月12日の会見では、他の候補予定者の公約や東京五輪・パラリンピック、都政の主要な問題について「知らない」「分からない」を連発。13日に日本記者クラブで開かれた候補予定者会見でも、都政に関する具体的な発言は前日と同じくほとんど見られず、発表した公約は「がん検診(受診率)100%」という異色さで、報道陣を困惑させた。

   ただ、各候補が一斉にスタートを切った14日の演説では、「一人一人が痛い思いをして、財布から税金を納めた。都民の汗と努力の結晶じゃないですか。それを、舛添さんは海外出張のときにファーストクラスで行きました。許せますか?許せない」と舛添前都知事を威勢よく批判したが、肝心の公約「がん検診(受診率)100%」に触れることはなかった。

   こうした準備不足ぶりは識者からも強い批判を受けている。文芸評論家の斎藤美奈子さんは13日付け東京新聞朝刊に寄せたコラムで「都政のことをなにも知らない」と指摘。「現代書館」(東京都千代田区)の公式サイトに14日に掲載されたコラムでも、「不真面目さ(都政をまるで研究してない)にもビックリし、ガッカリもした」と不満をあらわにした。

立ちはだかる年齢・健康問題

   一方、3連休最終日の18日に行われた東京・巣鴨の街頭演説はわずか30秒ほどで終了し、鳥越氏目当てに集まっていた聴衆から怒声が起こった。

   こうした動静が伝えられることで、鳥越氏の年齢と健康の問題がクローズアップされることが多くなっている。鳥越氏は全候補者21人中、医師の今尾貞夫氏と並んで最高齢の76歳。また、本人によれば今まで4回、がんの手術を経験している。05年に直腸がんを患って以降、肺と肝臓への転移を経験しながらもその都度復活を遂げてきた。

   しかし、その年齢とその健康状態で、当選後待ち受ける都知事の激務に耐えられるのか。本人はこれまでの会見等で「今が人生で一番健康(元気)」などとアピールし、「がんサバイバー」と称しているが、心配する声は多い。

   野党統一候補となり、分裂した保守系に比べれば、支持基盤は盤石という見方もあるが、果たしてそうか。10日に投開票された参院選比例代表の都内得票数は、自民、公明、こころの合計が295万票で、民進、共産、社民、生活が248万票。

   保守票の集中度合によっては、必ずしも基礎票で優位とはいえないかもしれない。

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