2024年 4月 30日 (火)

リオ五輪会場のヤバすぎる衛生状態 緑のプールにゴミ溜め湾、PM2.5まで

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セーリング競技場は「巨大トイレ」

   セーリング競技では、水質汚染が原因の可能性がある健康被害が発生した。ベルギー代表のエビ・バンアッカー選手は10日のレース後、体調不良で医師の診察を受けたと発表した。セーリング会場のグアナバラ湾はかねてから生活排水やゴミの投棄による汚染が著しく、地元では「巨大トイレ」と呼ばれている。バンアッカー選手は、大会前の7月、グアナバラ湾での練習後に細菌感染が発覚し、胃腸炎が続いていた。その原因は水質汚染にあると主張している。組織委はこれに対し、「汚染は改善され、競技に支障はない」と発表した。

   1年前の15年8月には、グアナバラ湾で開催されたセーリングの五輪テスト大会に出場したドイツ代表のエリック・ハイル選手が「左足の切り傷から、抗生物質が効かない耐性菌に感染し、病院で処置を受けた」と代表チームのウェブサイトで発表。ハイル選手は、「他にも4、5人の選手が競技後に吐き気を訴えた」と述べたが、水質検査を求められた国際オリンピック委員会(IOC)と組織委は当時、検査の実施を拒否したという。

   同じくグアナバラ湾で行われるウインドサーフィンの日本代表・伊勢田愛選手は、「昨年(2015年)リオに行った際に、ハーバー(入江)はちょっと臭いなと思いました。ゴミが溜まっていて、水は茶色で濁っていて、今まで経験したなかで一番汚いかもしれない」と、日刊SPA!(電子版)16年4月26日付のインタビューで明かしている。

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