アーモンドが切り札になる
体内にたまったAGEは減らせる。井上教授が挙げた「切り札」の食べ物が、アーモンドだ。実際に毎日25粒のアーモンドを6か月間食べ続けたところ、体の中のAGEが18%減ったと話した。
アーモンドに含まれる成分が体内でAGEと結びつき、一緒に排出されるという。1日25粒は、体重60キロの人の目安だ。1日に食べる個数の目安は、体重に「60分の25」を乗じて算出できる(80キロの人なら80÷60×25=約33個)。
はちみつに付けたアーモンドやクルミは、井上教授も勧める。クルミの場合は「片手いっぱい」を食べる量の目安にするとよい。アーモンドでも塩をまぶしてあると、塩分の摂取過多から血圧上昇につながる恐れがあり、注意が必要だ。