2020年 1月 18日 (土)

「棋士のカンニング疑惑を一掃する」 将棋連盟「スマホ持ち込み禁止」の狙い

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   日本将棋連盟が、棋士に対して向けられている「カンニング疑惑」の撲滅に乗り出した。棋士の不正行為を防止するため、対局中のスマートフォンなどの電子機器の使用禁止、対局場からの外出制限という2つの「規制」を導入すると発表したのだ。

   対局中の電子機器使用が発覚した場合、違反者には除名を含めた厳しい処分が下される。将棋連盟広報課の担当者は、2016年10月6日のJ-CASTニュースの取材に「棋士が不正をしているなどという疑惑を一掃したい」と規制導入の意図を説明した。

  • 将棋ソフトの性能向上にあわせて「カンニング」を疑う声が出ていた
    将棋ソフトの性能向上にあわせて「カンニング」を疑う声が出ていた

棋士から「規制強化」の要望が高まっていた

   今回の規制導入は、将棋連盟が5日に報道各社に送ったファクスで発表された。それによると、

(1)対局開始前に電子機器をロッカーに預け、対局中は電子機器を使用することを禁止する
(2)対局している間、将棋会館より外出禁止とする(敷地内はOK)

という規則が新たに追加される。施行は12月14日からで、東京と大阪の将棋会館で指される全ての公式戦が対象だ。地方で行われるタイトル戦に関しては、主催社と連盟が協議してルールを決めるという。

   将棋連盟広報課の担当者によれば、電子機器の使用禁止については「金属探知機を使っての検査も実施する方向で考えている」。また、対局が日をまたぐ「2日制」の場合は、

「棋士が初日に預けた電子機器を受け取れるのは、対局がすべて終了した後になる予定です」

とした。10月15日に開幕する「竜王戦」(渡辺明竜王‐三浦弘行九段)でも、同様のルールが適用されるという。

   こうした規制強化の背景にあるのは、当の棋士側からの要望だ。9月26日に行われた連盟の東西合同月例会で、出席した60人の棋士にアンケートをとったところ、6割超が「対局日は外出禁止・電子機器ロッカー預け」を支持したという。

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