ロックユニット「BOOMBOOMSATELLITES」のボーカル・ギターの川島道行さんが2016年10月9日5時12分、脳腫瘍で死亡した。47歳だった。公式サイトで11日、発表された。サイト上では、ベース・プログラミング担当の相方・中野雅之さんらが追悼コメントを寄せた。2人を知る音楽関係者もツイッターで哀悼の意を表している。「沢山のファンに愛され、幸せ者です」公式サイトによると、通夜と葬儀は近親者・関係者のみで執り行う。後日、ファンに向けた「お別れの会」を催す予定。中野さんは公式サイトで、「ようやく不自由な身体から解放されて、今頃は世界中を飛び回っているのではないかと想像しています。悲劇ではなく人生のゴールとハッピーエンドを手に入れた瞬間でした。今迄沢山のファンに愛され、歩んでこれた川島道行とBOOMBOOMSATELLITESは本当に幸せ者です」というコメントを残した。自身のツイッターでも、11日に「とっくに心の準備ができていた筈なのに、何かが僕の心を締め付けて胸が痛くて痛くてたまりません」と胸中を明かした。ドラム担当のサポートメンバーとして2人を支えた福田洋子さんも11日、「9日の朝方、大阪のホテルで連絡を受けました」「ライブ後すぐに会いに行きました」とツイッターで明かした。「川島さんはすっごく綺麗な、凛々しいお顔をしていました。耳元に置いたiPhoneから、中野さんが音楽を流してあげてた」と病室での秘話を振り返り、「本当に本当に音楽が大好きだったからなぁ...。川島さん、すごくすごく頑張りましたね、本当にカッコよかったです...と伝えた」と述べた。ファンからも「ありがとうございました」さまざまな音楽関係者もツイッターで、川島さんとの思い出を語った。音楽プロデューサーの亀田誠治さんは「去年のVIVALAROCKのステージで、ようやく川島さんと同じステージに立てました。楽しかった、嬉かった、頼もしかった。川島さんはみんなの心の中に音楽と共に光り続けることでしょう。永遠に」。ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」のマキシマムザ亮さんも「覚悟はしていたものの、悲し過ぎる。今日は、昔対バンした時に酔っ払った川島さんに唇を奪われたことを思い出しながら、川島さんに頂いた『BOOMBOOM』というワインを飲んで、ブンブンの曲聴いて踊ります」と感傷に浸った。ファンからも、「川島さん、最高の音楽をありがとうございました」「BBS川島さん、旅立たれたんだな...。あまりにも惜しい。遺された作品、大切に聞き繋いでいこう」という声が寄せられている。
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