2024年 5月 4日 (土)

日本最古のジェットエンジンからMRJまで 国際航空宇宙展始まる

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初のジェット戦闘機「橘花」のエンジン「ネ20」

   国内勢では、かつては「石川島播磨重工業」として知られたIHIが、これまでに開発したエンジンの実物を展示。目玉は戦時中の初の国産ジェットエンジン「ネ20」だ。日本が初めて開発したジェット戦闘機「橘花」に搭載され、太平洋戦争末期の1945年8月に試験飛行を成功させた。直後の終戦で「ネ20」はことごとく破壊されてしまったが、少なくとも5基が米国にわたり、そのうち1基が日本側に返還された。普段はIHI社内の資料館で展示されており、久々の一般向け公開となった。

   三菱航空機は、今後北米で試験飛行が予定されている三菱リージョナルジェット(MRJ)の、客室部分の実物大模型を展示。来場者は実際のシートに座って、機内の広さを確かめるなどしていた。

   14日までは業界関係者向けに開催され、最終日の15日に一般公開される。宇宙飛行士の山崎直子さんによる講演会や、日本航空(JAL)や全日空(ANA)による航空教室が予定されている。主催者は4万人の来場を見込んでいる。

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