2024年 5月 7日 (火)

かけ湯にのぼせ予防、水分補給 知らなかった!正しい温泉入浴

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「いきなり露天風呂」は禁物

   温泉に入る際、健康のために注意したいポイントが、野添さんから伝授された。

(1) 入浴すると汗をかくので、入浴前にたっぷり水分補給する。
(2) 入浴前のかけ湯は、心臓から遠い手先や足先から、徐々に心臓に向けて行う。
(3) 露天風呂に入る際は内湯で体をよく温めてからにする。冬場は外と中の気温差が大きく、いきなり露天風呂に入ると血圧が急上昇し、入浴事故になるおそれがある。
(4) 熱めの温泉に入る時は、休憩をはさみながら3分間×3回湯船に浸かるのがよい。
(5) 湯船から出る時は一気に出ず、3段階に分ける。まず中段で半身浴をし、へりに腰を掛け、それからゆっくりと立ち上がる。
(6) 温泉成分を浸透させるため、シャワーなどの真水で上がり湯はしない。ただし、酸性泉など成分が強い温泉では流してから上がった方がいい場合もある。
(7) 入浴後はタオルを冷たい水にひたしてしぼり、頭全体にのせると、血管を沈静化させのぼせ防止になる。入浴前に熱いお湯でしぼったタオルで同様にすると、より効果的だ。
(8) アルカリ性の温泉は皮脂を落としやすいので、入浴後はクリームなどでしっかり保湿する。
(9) サウナから出た後は水分補給をする。すぐに水風呂に飛び込みたくなるが、冷たい水は体に負担がかかりやすいので要注意だ。
(10) 飲泉できる場所では、一気に飲むのではなく、体にゆっくり浸透させるように少しずつ飲む。1日に飲む量が決められているのでそれを守ろう。
(11) 食後の入浴は約1時間休憩を取ってからにする。食後すぐに入浴すると、血液が分散され、消化不良を起こしやすくなる。

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