【2016回顧】J-CASTニュースランキング(後編) 意外な地味ネタが上位に食い込む

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   SMAPにベッキーなど、派手な芸能ネタが多かった2016年だったが、J-CASTニュースの年間ランキングを見ると、大手メディアではほとんど黙殺されそうな地味ネタや身近なニュースが次々と上位にランキングした。

   身の回りや自分も体験したこと、普段何気なく思っていることなどに関心が集まるのもネットニュースの特徴のようだ。(前編は30日配信)

  • 1位~5位
    1位~5位
  • 6位~10位
    6位~10位
  • 11位~15位
    11位~15位
  • 16位~20位
    16位~20位
  • 21位~25位
    21位~25位
  • 26位~30位
    26位~30位

「早大居酒屋バックレサークル」堂々3位に

   多くのビッグニュースを押しのけて、堂々3位にランクインしたのが「『食材が無駄になりました...警察行きますよ』 居酒屋をブチ切れさせた早大サークル『予約』バックレ」(4月6日配信)というニュース。入学式シーズン真っただ中の時期に、早大の学生サークルが新入生歓迎のコンパの予約したのに、店に何も連絡を入れずにキャンセルして行かなかった、という顛末を、店側の「告発」ツイートをもとに記事化したものだ。

   早稲田の学生が多く利用する有名店だったこともあり、フェイスブック(FB)でも2500回近くシェアされた。店側のツイートには「泣き寝入りは嫌なので連絡こなければ警察に行きますよ」という言葉もあり、大きな反響を呼んだ。記事には130件以上のコメントも寄せられたが、多くは学生側の甘さを指摘するものが多く、店側の対応を当然とするものが目立った。この記事はその後も読まれ続け、忘年会シーズンの12月にはいってふたたび注目されている。

駅乃みちかのスケスケスカート

   公共交通機関のキャラクター画像が話題になった「『駅乃みちか』スケスケスカートが大物議 東京メトロ、批判受け微妙に『修正』」(10月18日配信)は、掲載から2カ月ほどにもかかわらず15位にランクインした。駅乃みちかの元々のキャラクターが「萌え」風に大きく変わったうえ、よく見ると、スカート部分から足や下着のようなものが透けて見えるようになっていた。東京メトロという通勤通学でおなじみの会社のキャラクターだったことが関心を高めたようだ。

   J-CASTニュースは、これに気づいたネット上の反応などを中心に取り上げるとともに、東京メトロにも取材していたところ、画像の透け透けが消えていたことに気づいた。東京メトロも「公共交通機関としてふさわしくない」とのお客からの指摘を受け、修正したことを認めた。記事には、元々の画像もつけて配信したところ、こちらへのアクセスも急増した。ただ、あまりにも微妙な修正だったため、両者の違いが判らないという読者も少なくなかった。その後、テレビなどでも取り上げられた。

「寿司ネタ順位」「感動ポルノ」が高いシェア

   J-CASTニュースでは、記者の好みもあって、寿司をめぐるテーマで記事が多いが、今年の寿司関係の記事の中では「寿司を食べる順番で『育ちが分かる』? 最初の『ネタ』めぐってネットで議論沸騰!」(5月18日配信)が19位にランクして、トップだった。ネット掲示板「2ちゃんねる」のスレッドをきっかけに沸騰した議論を紹介したものだ。

   だれもが自分が寿司を食べるときのことを思い出させる記事だったせいで、FBで3000回のシェアされた。コメント欄でも様々な意見が戦わされ、最初に食べるネタについては、マグロ、玉子、コハダのほか、ガリという意見もあった。寿司関係の記事では、「回転寿司『シャリ残す』女性が増殖中 『糖質制限中だから』は許せるか」(9月19日配信)も。ランキングは102位だったが、FBで8700回シェアされ、コメント数も400件を超えるなど、やはり大きな関心を集めた。

   今年は障害者問題についても様々なニュースが飛び込んだ1年だったが、FBのシェアが12600回に達したのが、「『24時間テレビ』は障害者の『感動ポルノ』 裏番組のNHK生『バリバラ』に大反響」(8月28日配信)のニュースで、20位にランキングした。「愛は地球を救う」をテーマにした日本テレビの長寿番組「24時間テレビ」を題材に、NHKのEテレの障害者情報バラエティ番組が生放送した中身を、放送直後に記事化した記事だった。

   今年の「24時間テレビ」は、番組中のドラマに出演予定だった俳優の高畑裕太が直前に逮捕されるなど、なにかと話題だったが、毎年のように取り上げられる障害者などの感動物語に対する違和感はかねて指摘されていた。「バリバラ」が生放送で「24時間テレビ」、障害者自らが語ることなどから注目を集め、「感動ポルノ」という言葉もあいまって記事公開直後から翌日にいたるまで読まれ続けた。

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