2020年 12月 1日 (火)

箱根駅伝で「幻の区間賞」 「青学大V3」並みに注目集まる

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   伝統の第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、10区間217.1キロメートル)が2017年1月2~3日に行われ、青山学院大学が11時間4分10秒の走破タイムで総合優勝を飾り、大会3連覇を成し遂げた。

   青学大の優勝は順当との見方がある中で、駅伝ファンを驚かせたのが、オープン参加の関東学生連合の選手による「幻の区間賞」。学連の記録は公式ではない「参考記録」にしかならないため、ネット上には「個人の区間賞あげて~!」といった声もあがった。

  • 10区で「幻の区間賞」を出した東京国際大学の照井明人選手(4年)。ネット上では称賛の声が相次いだ(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
    10区で「幻の区間賞」を出した東京国際大学の照井明人選手(4年)。ネット上では称賛の声が相次いだ(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
  • 10区で「幻の区間賞」を出した東京国際大学の照井明人選手(4年)。ネット上では称賛の声が相次いだ(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

青学大、8区の下田選手が好走 後続と5分以上の差

   「打倒・青学大」を掲げた前回(16年)2位の東洋大学が2位、古豪・早稲田大学(前回4位)は3位だった。また、4位には順天堂大学(前回6位)が入り、5位には予選会5位(前回13位)から躍進した神奈川大学が入った。前回3位で優勝候補の一角と目されていた駒澤大学は9位に沈んだ。

   青学大は大会3連覇と、出雲駅伝(2016年10月10日)、全日本大学駅伝(16年11月6日)に続く3冠の偉業を達成した。3冠と3連覇の同時達成は箱根駅伝史上初めて。また、往路と復路の完全優勝での大会3連覇は、戦後初めてという。

   1月2日の往路では、青学大は2位の早大とわずか33秒差で総合優勝が危ぶまれたが、翌3日の復路6区の山下りで小野田勇次選手(2年)が早大との差を広げた。7区の田村和希選手(3年)が体調不良もあって区間11位で再び差を詰められたが、8区の下田裕太選手(3年)が区間賞の好走で後続と5分以上の差をつける快走。東京・大手町のフィニッシュ地点では、早大を抜いて2位に浮上した東洋大に7分21秒の大差で逃げ切った。

   青学大は3区で秋山雄飛選手(4年)が、大学の先輩で「山の神」と称えられた神野大地さんに「湘南の神」と言わしめる快走をみせてトップに立つと、その後は1度も1位を明け渡すことがなく、青学大の強さが際立った。

   一方、シード権争いは、往路で10位の日本大学から14位の拓殖大学まで計5校が41秒以内にひしめく厳しい戦いになった。往路15位から巻き返した東海大学が11時間16分31秒で10位に滑り込み、11位の帝京大学(11時間20分24秒)以下を退けた。

   初のシード入りを目指した往路8位の上武大学と9位の創価大学は、それぞれ15位、12位に失速。往路10位の日大は、19位と大きく後退した。また、総合5位に入った神奈川大学は12年ぶり、法政大学は4年ぶりにシード権を獲得した。

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