埼玉県狭山市の住宅街路上で、75歳の自営業の男が帰宅途中の87歳の女性に下半身を露出し、公然わいせつの疑いで逮捕された。犯行理由は「ムラっとしたから」。ネット上では、「爺さん元気やなー」「叶姉妹のようなバァさんだったんじゃ?」などと驚きの声が挙がったが、男の動機は何だったのか。「マジかよ、、、どんだけ魅力のある婆さんだよ」埼玉県警狭山署によると、事件は16年9月7日の午前11時過ぎに起こった。87歳の女性が帰宅するために歩いていると、75歳の自営業の男が近づき下半身を露出した。驚いた女性はその場から離れ、狭山署に相談した。面識の無い男だったため、しばらくその男の素性は分からなかったが、最近になって、女性がその男を発見し、同署に通報したため、署が男を見つけて職務質問すると、「女性と話しているうちに、ムラっとしてやった」と話し、犯行を認めたため、17年1月31日に公然わいせつの疑いで逮捕したという。これが報道されると、ネットでは驚きが広がって、「高齢化、ここに極まれり」「爺さん元気やなー」「マジかよ、、、どんだけ魅力のある婆さんだよ」「パッと見叶姉妹みたいな人だったんだよ」などといった反応が掲示板に書き込まれるなど、大きな話題になった。露出するタイミングを狙う狭山署はJ-CASTニュースの取材に対し、「犯人は『女性と話しているうちに・・・』と供述していますが、2人の間に会話はありません。女性は知らない男に近寄られ、露出されたということです」と説明している。一方、ネットで話題になっているような、男が年齢の高い女性を狙って犯行に及んでいたのかどうかについては、「こうした犯罪に関しては、露出するタイミングを狙う場合が多く、たまたま目の前にいたのが87歳の女性だったということなのだと思います」と話し、相手は誰でもよかった可能性が高い。狭山署は余罪を調べている。