2019年 11月 18日 (月)

稀勢の里「奇跡の逆転優勝」にブーイングする人たちの言い分

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   左肩付近を負傷した稀勢の里が、大関・照ノ富士に本割と優勝決定戦で連勝し、横綱として最初の場所を優勝で締めくくった。

   この「奇跡の優勝」に日本中が沸き立ったが、今回の稀勢の里の「強行出場」には、是非を問う声があがっている。

  • 2017年3月場所で逆転優勝した稀勢の里(画像は日本相撲協会HPから)
    2017年3月場所で逆転優勝した稀勢の里(画像は日本相撲協会HPから)

稀勢の里「足は元気だから、足で何とかしようと」

   2017年の大相撲3月場所、稀勢の里は12日目まで全勝と絶好調だった。ところが13日目、横綱・日馬富士との取組みで、左の肩から腕にかけて負傷、初黒星を喫した。

   14日目は横綱・鶴竜に正面からぶつかるも左腕が全く使えず、一方的に寄り切られて2敗目。この時点で1敗の照ノ富士を追う立場になった。翌27日付「スポーツ報知」が掲載した稽古場での稀勢の里の写真には、握り拳より大きな青あざが左の二の腕に浮き上がっていた。

   千秋楽、照ノ富士との決戦前、NHKの解説、元横綱・北の富士は「(稀勢の里は)無理でしょう。出てきただけで偉い」とコメント、誰もが左腕が使えない稀勢の里の敗戦を予想していた。

   稀勢の里の作戦は立ち合いで右に動くことだったようだが、これは立ち合い不成立とみなされ、仕切り直しとなった。次には逆に左に動き、食い下がる照ノ富士を最後は突き落としで土俵にはわせた。稀勢の里の想定外の勝利に館内は割れんばかりの賞賛の嵐となった。稀勢の里自身、26日夜に出演した「サンデースポーツ」(NHK)で、動いたねらいについて「足は元気だから、足で何とかしようと必死でやった」と、手負いの中での「作戦」を振り返っている。

   だが、この一番をめぐって議論が起きた。前日、照ノ富士も関脇・琴奨菊相手に立ち会いで右に動き、はたき込みで勝ち星を手にしていたが、大関の「変化」に会場からはすさまじいブーイングが起きていた。NHK解説の尾車親方も「(照ノ富士は)力の無い力士じゃないんだから、まっすぐ行ってほしかった」と苦言を呈した。北の富士も「(照ノ富士の変化は)コメントしようがない。せっかく盛り上がっているのに水を差された。(ブーイングは)当然飛ぶだろう」と不満を隠さなかった。

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