ガンバ大阪、ナチス連想の旗で謝罪 なぜ「政治的意図」ないのに酷似?

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   サッカーJ1・ガンバ大阪のサポーターが、ナチス親衛隊のシンボルマークを連想させるフラッグを掲出したとして、クラブは2017年4月20日、謝罪するとともに「当事者が判明次第、厳正な対応を行います」と発表した。21日には、G大阪公式戦での「全ての掲出物禁止」も発表した。

   G大阪には過去に類似のケースがあったが、当時サポーターグループに「政治的な意図はなかった」といい、広報担当者の話では今回も同様の推測をしている。ではなぜナチス親衛隊のマークに酷似したフラッグができたのか。

  • ガンバ大阪は「公式戦における掲出物禁止」を発表した(画像はクラブ公式サイト)
    ガンバ大阪は「公式戦における掲出物禁止」を発表した(画像はクラブ公式サイト)

ナチス親衛隊の「SS」マークに酷似

   発表によると、4月16日のセレッソ大阪戦で「不適切なフラッグ掲出」があり、「ガンバ大阪を応援していただいているサポーター・ファンの皆様を始め、多くの皆様に不快な思いをさせたことについて、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

   G大阪広報担当者は21日、J-CASTニュースの取材に応じ、今回のフラッグ掲出を把握したのは「一般の方からのメールや問い合わせ」からで、日本サッカー協会(JFA)や国際サッカー連盟(FIFA)からの指摘や注意などは「来ていない」と話した。

   発表文では明示こそしていないが、「ナチス親衛隊を連想させるとして広く出回っているフラッグで間違いない」と話している。その問題のフラッグは、G大阪チームカラーのブルーを基調に、白抜きされた円の中に同じブルーで「SH」か「SS」とみられる文字が、ナチス親衛隊を示すルーン文字表記の「SS」と似たような形状で描かれている。

   G大阪は過去にも「類似したケース」があり、当時「掲出したサポーターグループに対して、掲出は不適切であるという警告をしました」。当時掲げられていたのは「今回と同じデザインのフラッグでした」と広報担当者は話す。そのため、「再度フラッグが掲出されたことは、決して許されることではなく、クラブとして大変遺憾に思っております」との姿勢を示している。

   過去に警告を受けたサポーターグループは、「スレッジ・ハンマー」という名前。そのイニシャルがSHのため、「SH」ないし「SS」とみられる形状になったようだ。ただし、今回のサポーターが同じかどうかは不明だという。広報担当者は取材時点で「特定できていない」とし、「厳正な対応」が具体的に何を指すかについても「決まっていない」としたが、今後詳細を調査し、前回のような警告にとどまらず「何らかの具体的な措置を取る」と話している。

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