2021年 2月 27日 (土)

高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
マスコミは「決め打ちが多い」 「森友」報道で透けて見える「体質」

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近畿財務局のチョンボ

   さすがに、ここまでくると、マスコミの存在意義を疑ってしまう。マスコミの中には心ある人もいる。そうした人の中には、よくぞ言ってくれたと筆者のところに連絡してくれる人もいる。そういう人たちに自分のところの媒体で書けばいいじゃないかと言ったこともあるが、それができないという。その理由は筆者にはわからないが、筆者の見立ては近畿財務局担当者が地中ゴミの事実を隠して随意契約したという「近畿財務局のチョンボ」であるので、単純すぎて昭恵夫人の関与がないからニュースにならない、ということらしい。

   せめて、多様な意見を紹介するという観点から、筆者の見立てのように、国有地の大幅値引きに昭恵夫人の関与ありと決め打ちしないこともマスコミは報道した方が良かっただろう。

   マスコミは決め打ちが多く、報道機関とは呼べないレベルの時も珍しくない。しかも、その決め打ちが外れたとき、フェイクニュースと言われてしまう。

   一方、ネット上の言論はほとんどがフェイクであるといわれる。確かにそうだろう。しかし、ごく一部であるが真実もある。要するにうまく情報を探し出せればネットの方が使える。

   先日、ネット上で、ある大学教授が安倍政権を倒すためには経済を潰せばいいという発言をして問題になった。今回の森友学園問題におけるマスコミの決め打ちも、それと同じような発想という気がする。そして決め打ちなのでフェイクの場合のダメージが大きい。


++ 高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長
1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわ ゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。著書に 「さらば財務省!」(講談社)、「図解ピケティ入門」(あさ出版)、「これが世界と日本経済の真実だ」(悟空出版)など。


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