ガムには「賞味期限」がない謎 パキパキになっても食べて大丈夫?

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   デスクの引き出しに、ちょっと前に買ったガムが転がっていた。「まだ食べられるかな......」と何気なく確認しようとして、ふと気づく。

   「あれ、賞味期限は?」――パッケージをくるくるひっくり返して眺めてみるが、いくら探してもそれらしい表記は見つからない。

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    賞味期限があるガムとないガム

ガムの種類によって差が...

   今までガムの「賞味期限」のことなんて考えたことがなかったが、こうなると気になる。近所のコンビニに出かけ、目についた製品をまとめて買ってきた。

   まずは、定番の「グリーンガム」(ロッテ)。賞味期限は書いていない。

   続いて、「キシリッシュ」(明治)。こちらも賞味期限はない。

   「クロレッツ」(モンデリーズ・ジャパン)も、賞味期限なし。

   ガムには賞味期限は存在しないのか。そう思いつつ「キシリトールガム」(ロッテ)を確認すると、「あっ、賞味期限が書いてある!」。2018年8月とかなり先だが、しっかりと明記されている。

   ほかの商品も合わせて調べてみると、

賞味期限なし:グリーンガム、キシリッシュ、クロレッツ、アクオ
賞味期限あり:キシリトールガム、リカルデント

   最初は「板ガムと粒ガムの差?」「メーカーの差?」とも思ったが、同じ粒ガムでもキシリッシュは賞味期限なし、キシリトールガムは賞味期限あり。ロッテでも、グリーンガムはなし、キシリトールガムはあり。違いはどこにあるのだろうか。

水分が少ないので、非常に長持ちする

   J-CASTニュースがロッテに取材してみた。

   そもそも、ガムは水分が非常に少なく、劣化が進みにくい。食品衛生法では「品質の劣化が極めて少ないもの」については、賞味期限を省略することが認められている。多くのガムに賞味期限の記載がないのはそのためだ。具体的にいつまで「持つ」かは回答がなかったが、

「砂糖や塩と同じように品質の変化がきわめて少ない食品ですので、適切な条件下であれば長期保存可能です」(ロッテ広報室)

という。

   ただし、例外がある。「特定保健用食品」だ。特定保健用食品は、「許可を受けた健康機能(成分)を担保することを目的として」賞味期限を表示することが義務付けられている。先ほど触れた「賞味期限あり」のキシリトールガムとリカルデントは、ともに特定保健用食品だ。

   ただ、ガムをしばらく放置していると、弾力がなくなって、噛むとすぐにバラバラになってしまうことがある。これは大丈夫なのだろうか。

「乾燥した場合などにパキパキになっていることがありますが、しばらく噛んでいただくと通常通り噛めるようになります」(ロッテ広報室)

   とはいえ、いったん開封してしまったガムは、香りが弱くなったり、吸湿してしまう、あるいは、反対に乾燥してしまったりするおそれがあるといい、「早めに食べきることをお勧めする」とのことだった。

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