2019年 12月 15日 (日)

高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
安倍首相「『読売』熟読を」の深層 国会で説明しなかった理由

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内閣法5条との関係

   それに、内閣法5条では、「内閣総理大臣は、内閣を代表して内閣提出の法律案、予算その他の議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告する」と書かれていて、憲法改正法案の提出権もないので、憲法改正の話は一切出来ないという説もあるくらいだ。

   これが、安倍首相の国会内での発言を縛っている。野党はこれをよく知っているので、国会質問で、安倍首相に答弁させようとする。いうなれば引っかけ質問である。

   しかし、その挑発に乗った途端、安倍首相には憲法99条から内閣法5条などの観点から様々な批判が集中する。

   読売新聞を読めば、というのは、報道されているような国会軽視ではなく、首相として国会内発言に制約がある中で、最大限のリップサービスである。マスコミは表面的なことばかり報道せずに、その背景も報道したほうがいい。


++ 高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長
1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、 いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。 著書に「さらば財務省!」(講談社)、「図解ピケティ入門」(あさ出版)、 「『年金問題』は嘘ばかり」(PHP新書) など。


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