2024年 5月 3日 (金)

潜在患者600万人「男の更年期障害」克服法 放っておくと認知症・がん・心臓病に

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「奥さんと腕を組む」「キャッチボール」に効果

   怖い話だが、普段の生活で、どうしたらテストステロンを高めることができるのか。堀江教授は次のようなアドバイスをする。

   (1)適度な運動:たとえば、通勤の際に駅までの道をいつもより早く歩く。運動をすることでテストステロンが筋肉で消費され、さらなる分泌が促される。ホルモンの消費と分泌を繰り返すと、より分泌されやすい体質になる。

   (2)キャッチボール:子どもとやると結構元気がでる。テストステロンの分泌指令は脳から出るので、脳にポジティブな刺激を与えることが重要。キャッチボールは、運動をしながら楽しかった子ども時代の記憶がよみがえらせ、一石二鳥の方法だ。

   (3)夫婦で腕を組んで歩く:「奥さまと腕を組んで外出してほしい」と堀江教授。ふだん、味わうことが少ない、ワクワクやドキドキ感が脳を刺激する。腕を組んで体を密着させると、より効果的だ。

   (4)カラオケで思いっきり歌う:ポイントは人前で歌うこと。社会参加や自己実現ができている人ほどテストステロンの分泌量が高い。誰かにほめてもらったり、認めてもらったりすると値が上昇する。番組では、Mさんが試してみると、歌う前は「72」だった数値が、3曲歌った後は「116」に上昇した。

   ほかにも「学生時代の友だちに会う」「海に入る」「好きな香りをかぐ」「ゲームをする」「小さなボランティア」「人に親切にする」なども効果がある。ポイントは、自分の居場所を確認でき、リラックスできることで、脳や交感神経を活性化させることだという。

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